新田真剣佑が密室で奮闘 堤幸彦監督『リセット・ゲーム』実写映像が公開

漫画『リセット・ゲーム』の特別映像が公開された。

『リセット・ゲーム』は、吉開かんじが漫画配信アプリ「GANMA!」で連載中のサスペンスストーリー。人工知能を持った建物に閉じ込められた聖一と仲間たちが、密室で数々の試練をくぐり抜ける姿や、キャラクターたちの葛藤などを描く。累計読者数750万人、累計PV数77億を突破した。

公開された映像は「GANMA!」の5周年記念プロジェクトとして制作されたもので、主人公の聖一役を新田真剣佑、監督を堤幸彦が務めた。映像では聖一が薄暗い室内で目覚める姿、キャラクターたちが暗闇の中に落下していく場面、聖一が「俺のせいだ、俺は最低だった。ごめんな」と懺悔する様子や「人間を見くびるな!」と怒号するシーン、「映画化まったく未定」という言葉などが確認できる。

あわせて新田と堤監督のインタビューに加え、撮影の様子を収めた映像が公開。新田は自身の役作りについて「この聖一という役を僕、最初は全く掴めなかったので、どういう風にやればいいのか? やった後で(編集で)繋げてみて監督と相談しながら『ここ変えてもいいですか?』とか話をすることができたので、相談し合って、役を膨らませていけたので良かったです」と述懐している。

堤監督は「非常に映像的な漫画なんで、そのままなんか映像にしたいなと」「この原作のファンの方は確実に喜んでいただける、ほぼ完コピの映像作品」「私もスタッフや新田真剣佑君をはじめとしてですね、たくさんの方で、たくさん面白がって作りました。ぜひご覧ください!」と語っている。

また原作者の吉開かんじは、「堤監督の映像に対するこだわりと技術、真剣佑さんの気迫とエネルギー、撮影現場からもたくさんの力と鳥肌をいただきました。完成した映像を観たことで新たに浮かんだたくさんのアイデアをこれから作品に注ぎ込み、これまでにリセット・ゲームを盛り上げてファンの皆さんに届けていきたいと思っています」とコメントを寄せている。

新田真剣佑のコメント

原作がすごく面白くて、一気に読んでしまいました。役づくりについては、監督と話し合いながら、聖一を作り上げていけたと思います。よくわからない箱の中にいれられ仲間とともに成長していく聖一、仲間を大事にしながら、自分でも気づいていない力をつかって戦っていく、そういった部分を意識しながら演じました。結末がわからない現在進行形の物語なので、物語がどう進んでいくのか、結末が気になっています。

堤幸彦監督のコメント

『リセット・ゲーム』は非常に映像的な作品で、今回のお話をいただいた時に「これは原作の吉開さんから映画界への挑戦状だ」というような気分になり、原作を忠実にそのまま映像化した「完コピ」を目指しました。原作ファンの皆様にも確実に喜んでいただけるものができたと思います。もちろん、原作を知らない方にも楽しんでいただける、何か新しい映像の息吹みたいなものを感じていただける作品になったのではないでしょうか。

吉開かんじのコメント

時代の変化が激しい今だからこそ、決して変わらないものを描こうと決意しペンをとりました。その場所にGANMA!を選んで本当に良かったです。堤監督の映像に対するこだわりと技術、真剣佑さんの気迫とエネルギー、撮影現場からもたくさんの力と鳥肌をいただきました。完成した映像を観たことで新たに浮かんだたくさんのアイデアをこれから作品に注ぎ込み、これまで以上にリセット・ゲームを盛り上げてファンの皆さんに届けていきたいと思っています。



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