宮崎駿『最貧前線』舞台化 内野聖陽が主演、大戦末期の日本が舞台

宮崎駿原作の舞台『最貧前線』が、8月末から10月から茨城・水戸芸術館ACM劇場、東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターほかで上演される。

『最貧前線』の原作は、宮崎駿が模型雑誌『月刊モデルグラフィックス』で連載していた『宮崎駿の雑想ノート』内で描かれた物語。太平洋戦争末期の日本で、ほとんどの軍艦を沈められた日本海軍がアメリカ軍の動静を探るために漁船・吉祥丸を特設監視艇として送り込むというあらすじだ。

主演を務めるのは内野聖陽。若いエリート軍人たちと対立しながら、仲間の漁師たちを母港に帰すため懸命に努力する吉祥丸の船長役を演じる。脚本は井上桂、演出は一色隆司が担当。公演の詳細情報は後日発表される。

なお『宮崎駿の雑想ノート』は1984年から1990年に不定期連載されており、軍事用の車両や船舶などが毎回登場。連載で描かれた物語から『紅の豚』が生まれた。

イベント情報

水戸芸術館開館30周年記念事業
『宮崎駿の雑想ノート』より
『最貧前線』

2019年8月末~10月 会場:茨城県 水戸芸術館ACM劇場、東京都 三軒茶屋 世田谷パブリックシアターほか
脚本:井上桂 演出:一色隆司 原作:宮崎駿『最貧前線』(『宮崎駿の雑想ノート』(大日本絵画刊)より) 出演: 内野聖陽 ほか
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