『第91回アカデミー賞』最多ノミネートは『ROMA』『女王陛下のお気に入り』

『第91回アカデミー賞』のノミネート作品が発表された。

最多ノミネートを果たしたのは、アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA / ローマ』とヨルゴス・ランティモス監督の『女王陛下のお気に入り』。共に10ノミネートを果たした。

Netflixオリジナル作品である『ROMA / ローマ』は、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞など10部門の候補に挙がった。一方の『女王陛下のお気に入り』は作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、衣装デザイン賞など9部門10ノミネート。

『アリー/ スター誕生』と『バイス』は8部門にノミネート。『アリー/ スター誕生』ではレディー・ガガが主演女優賞の候補に選出されている。監督を務めたブラッドリー・クーパーは監督賞でのノミネートはならなかったが、主演男優賞にノミネートした。その他、『ブラックパンサー』『ボヘミアン・ラプソディ』『グリーンブック』『ブラック・クランズマン』などが複数部門の候補に名を連ねている。

日本でも大ヒットを記録している『ボヘミアン・ラプソディ』は作品賞、主演男優賞など5部門。また日本から外国語映画賞に是枝裕和監督作『万引き家族』、長編アニメーション賞に細田守監督『未来のミライ』がノミネートした。

主題歌賞には『アリー/ スター誕生』の“Shallow”などと並んで『ブラックパンサー』よりケンドリック・ラマーとSZAのコラボ曲“All The Stars”が候補にあがった。

『第91回アカデミー賞』の授賞式は現地時間の2月24日にアメリカ・カリフォルニア州のドルビーシアターで行なわれる。

詳細情報

『第91回アカデミー賞』主要部門ノミネート結果

作品賞 『ブラックパンサー』 『ブラック・クランズマン』 『ボヘミアン・ラプソディ』 『女王陛下のお気に入り』 『グリーンブック』 『ROMA / ローマ』 『アリー/ スター誕生』 『バイス』 監督賞 スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』) パヴェウ・パヴリコフスキ(『COLD WAR あの歌、2つの心』) ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』) アルフォンソ・キュアロン(『ROMA / ローマ』) アダム・マッケイ(『バイス』) 主演男優賞 クリスチャン・ベイル(『バイス』) ブラッドリー・クーパー(『アリー/ スター誕生』) ウィレム・デフォー(『永遠の門 ゴッホの見た未来』) ヴィゴ・モーテンセン(『グリーンブック』) ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』 ) 主演女優賞 ヤリッツァ・アパリシオ(『ROMA / ローマ』) グレン・クローズ(『天才作家の妻 -40年目の真実-』) オリビア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』) レディー・ガガ(『アリー/ スター誕生』) メリッサ・マッカーシー(『Can Your Ever Forgive Me?』) 助演男優賞 マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』) アダム・ドライバー(『ブラック・クランズマン』) サム・エリオット(『アリー/ スター誕生』) サム・ロックウェル(『バイス』) リチャード・E・グラント(『Can Your Ever Forgive Me?』) 助演女優賞 エイミー・アダムス(『バイス』) エマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』) マリナ・デ・タヴィラ(『ROMA / ローマ』) レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』) レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』) 長編アニメーション映画賞 『インクレディブル・ファミリー』 『犬ヶ島』 『未来のミライ』 『シュガー・ラッシュ:オンライン』 『スパイダーマン:スパイダーバース』 外国語映画賞 『CAPHARNAÜM』 『COLD WAR あの歌、2つの心』 『Never Look Away』 『ROMA / ローマ』 『万引き家族』
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