1万5千冊の本をデザインした装幀者に迫る映画『つつんで、ひらいて』特報

ドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』の特報映像が公開された。

12月上旬からシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される『つつんで、ひらいて』。柳楽優弥主演の映画『夜明け』が公開中の広瀬奈々子が監督、編集、撮影を務めた同作は、中上健次や古井由吉、俵万智、金原ひとみら1万5千冊以上の書籍の装幀を手掛けてきた「装幀者」菊地信義を追った作品。手作業で1冊ずつデザインしている菊地の指先から、印刷、製本に至る工程を見つめ、ものづくりの原点を探っていく。撮影は2015年から約3年間かけて行なわれた。

特報映像には、デザイン作業をする菊地信義の様子をはじめ、菊地の弟子である装幀家・水戸部功や作家・古井由吉らの姿が捉えられており、「1万5千冊もの本をデザインした男」「すべての本好きに贈るドキュメンタリー」というコピーが使用されている。

なお同作のエンディング曲は鈴木常吉、音楽はbiobiopatataが担当。また10月3日からスタートする『第24回釜山国際映画祭』ワイド・アングル部門でワールドプレミア上映を行なう。広瀬監督の現地入りも予定されている。

作品情報

『つつんで、ひらいて』

2019年12月上旬からシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
監督:広瀬奈々子 音楽:biobiopatata エンディング曲:鈴木常吉 出演:菊地信義 配給:マジックアワー
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