1月24日公開の映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』の本編映像が公開された。
構想に30年をかけ、9回の企画頓挫を経て完成に至ったという同作は、スランプに陥ったCM監督トビーが、学生時代に監督し、賞に輝いた映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役を演じた靴職人の老人・ハビエルと再会したことで奇怪な旅路に巻き込まれていく様を描いた作品。トビー役をアダム・ドライバー、自身をドン・キホーテだと信じるハビエル役をジョナサン・プライスが演じた。
特別映像では、ドン・キホーテがトビーを「妖術師(エンチャンター)」だと勘違いし、血相を変えて剣を振るうシーンや、命の危機に瀕したトビーが自分はコメディアンで歌手でもある「エディ・カンター」だと取り繕い、歌声とダンスを披露する場面、共にドン・キホーテが歌い出す様子が映し出されている。
- 作品情報
-
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
2020年1月24日(金)からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開監督:テリー・ギリアム 脚本:テリー・ギリアム、トニー・グリゾーニ 出演: アダム・ドライバー ジョナサン・プライス ステラン・スカルスガルド オルガ・キュリレンコ ジョアナ・リベイロ オスカル・ハエナダ ジェイソン・ワトキンス セルジ・ロペス ロッシ・デ・パルマ ホヴィク・ケウチケリアン ジョルディ・モリャ 上映時間:133分 配給:ショウゲート

Special Feature
CINRA Inspiring Awards
CINRA Inspiring Awardsは、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。芸術文化をルーツとするCINRAが、媒介者として次世代の表現者を応援できたら。そんな思いに力を貸してくださる審査員のかたがたに、作品を選出していただいた。