松本穂香主演『君が世界のはじまり』に中田青渚、片山友希、金子大地ら追加

ふくだももこ原作・監督の映画『君が世界のはじまり』の追加キャストが発表された。

同作は、『第40回すばる文学賞』佳作を受賞したふくだの小説『えん』と、同じくふくだの小説『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を、脚本家の向井康介が一つの物語に再編した作品。大阪のとある町を舞台に、高校2年生の主人公えん、親友の琴子、琴子が一目惚れしたサッカー部のナリヒラ、東京から転校してきた伊尾、琴子に思いを寄せるサッカー部のキャプテン岡田、思いの捌け口を見つけられない純らの人間模様を描く。えん役に松本穂香がキャスティング。

新たに出演が発表されたのは、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい(NITRODAY)ら。中田青渚は琴子役、片山友希は純役、金子大地は伊尾役、甲斐翔真は岡田役、今回が初演技となる小室ぺいはナリヒラ役を演じる。

今回の発表とあわせて琴子、純、伊尾、伊尾、ナリヒラにそれぞれフォーカスしたキャラクターイメージクリップ、特報が公開された。






中田青渚のコメント

私が演じた琴子は口も態度も悪いですが、自分の気持ちに正直で、周りの人から、琴子の生き方が羨ましいと思われるような女の子です。普段の私は、琴子のように自分の気持ちに正直な人を羨ましく思っているので、琴子を演じることは新鮮であり、挑戦でした。監督や松本さんと撮影前から2人の関係性について何度も話し合い、大切に作りました。一瞬で過ぎ去ってしまう青春時代の儚さや苦しさがぎゅっと詰まっている作品になっていると思います。

片山友希のコメント

5人、3人と奇数で集まることが多かった。心の中で2.2.1や2.1で分かれると、いつも私が余るんやろうなと思っていた。実際そうだった。仲良い子はいたけど、親友や幼馴染みといった特別な子は今もいない。その寂しさを知って、ずっと隠していた感情を声に出そうと思いました。

金子大地のコメント

ブルーハーツはもともと好きでよく聴くんですが、やっぱり最高だなと改めて思いました。台本を読んだ時に面白いと感じたことが映像にもしっかり出ていて、皆さんにも伝わると思います。僕の演じる伊尾はすごく繊細な人物だと思いました。簡単に伊尾のことを説明するのは難しいのですが、とにかく僕も葛藤しながら演じました。みんなでこの作品のために一生懸命作った作品なので是非観ていただきたいです。

甲斐翔真のコメント

あの時みたいに何にも縛られず自由に生きたいなぁなんて青春時代を思い出すこともあると思います。そんな華やかな青春のイメージとはまた違った、思春期の高校生たちのリアルなもがきがこの映画から見えたらいいなと思います。
誰にも言えないこと、言葉にできないこと、人それぞれ悩みがあると思います。悩むということがいかに人を育てているか、僕はこの作品で気付きました。たくさん悩んでたくさん想い出を増やしていきたいですね。

小室ぺい(NITRODAY)のコメント

今回この作品を通して、青春時代というものがなんとあまりに痛々しいものであるかを数年ぶりに追体験することになりました。窓の外で止まったままの空、本当にそれがすべてだった日々。でもあの時感じていた、痛みやら焦りやら涙やら全部にまとめて火をつけた時、僕らは残った灰の中からやさしさを拾い集めることができるんじゃないか。そういう希望があるこの映画が好きです!是非皆さんよろしくお願いします。

作品情報

『君が世界のはじまり』

2020年夏にテアトル新宿ほか全国で公開
原作・監督:ふくだももこ 脚本:向井康介 音楽:池永正二 出演: 松本穂香 中田青渚 片山友希 金子大地 甲斐翔真 小室ぺい 板橋駿谷 山中崇 正木佐和 森下能幸 江口のりこ 古舘寛治 配給:バンダイナムコアーツ
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