ポン・ジュノ監督『パラサイト』IMAX&モノクロバージョン、日本上映決定

ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』IMAX、モノクロバージョンの上映が決定した。

『第72回カンヌ国際映画祭』パルムドールに輝き、『第92回アカデミー賞』4部門を受賞した同作は、全員失業中で「半地下」住宅においてその日暮らしの貧しい生活を送るキム一家を中心にした作品。長男ギウがIT企業を経営する裕福なパク一家の家庭教師になったことをきっかけに、2つの家族の出会いが悲喜劇へと発展していく、というあらすじだ。

IMAX上映はデジタルリマスターされたバージョンを採用。モノクロバージョンはオリジナルのカラーバージョンが『カンヌ国際映画祭』で披露される前に制作したという。

モノクロバージョンの制作の理由についてポン・ジュノ監督は「黒澤明、ジャン・ルノワール、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコックなど偉大な監督たちのフィルモグラフィーには、モノクロ映画の時代とカラー映画の時代とがありますが、私たちの世代はモノクロ映画を作る機会がありませんでした。自分もクラシックの仲間入りをしてみたいという夢を、最新のデジタル技術のおかげで実現することができました」とコメント。

また観客に向けて「同じ映画がモノクロになることで、鑑賞体験がどれだけ変わるものか、面白く感じていただけると思います。私は今まで二度このバージョンを観ていますが、初めは寓話のように感じられ、まるで昔の物語を見ているかのような不思議な感覚になりました。二度目は、映画がより現実的で鋭く感じられ、まるで刃物で切りつけられるかのようでした。俳優たちの演技がさらに際立ち、より登場人物を中心に映画が展開しているようにも思えました。観客のみなさんが、カラー版の鑑賞体験と比較しご自身の『パラサイト』モノクロ版の鑑賞方法を見つけてくれたら嬉しいです」とメッセージを送っている。

発表とあわせて両バージョンのビジュアルと、モノクロバージョンの予告編が公開。公開日は劇場再開後に向けて調整中とのこと。

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