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著名人が選ぶ『ゲーム・オブ・スローンズ』ベストエピソード一挙放送

『ゲーム・オブ・スローンズ』ビジュアル ©2020 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBOR and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.
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特別番組『「ゲーム・オブ・スローンズの日」記念!あの人が選ぶベストエピソード』が8月1日にBS10スターチャンネルで放送される。

8月1日は、HBO制作の海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のイギリスでの原作発売日にちなんで「ゲーム・オブ・スローンズの日」として制定。小島瑠璃子、☆Taku Takahashi(m-flo)、明石ガクト、真島ヒロ、丸屋九兵衛がセレクトしたエピソードを一挙放送する。

放送順に、明石ガクトは『第一章:七王国戦記』第2話「王の道」、小島瑠璃子は『第三章:戦乱の嵐 -前編-』第4話「穢れなき軍団」、真島ヒロは『第五章:竜との舞踏』第10話「慈母の慈悲」、丸屋九兵衛は『第六章:冬の狂風』第9話「落とし子の戦い」、☆Taku Takahashiは『第六章:冬の狂風』第10話「冬の狂風」を選出。

一挙放送前にはそれぞれが見どころを語る特別番組をオンエア。ティリオン・ラニスター役を演じる声優・森川智之がナレーションを担当する。さらに8月7日から11日にかけて『ゲーム・オブ・スローンズ』全章を一挙放送。

小島瑠璃子のコメント

「穢れなき軍団」を選んだ理由
デナーリス・ターガリエンが作中で最も、天と地の差があるキャラクターだなと思うんです。彼女にとってはすごく厳しい状況から物語が始まりますが、そんな状況からどんどん味方や仲間を増やし、奴隷解放を成し遂げながらのし上がっていきます。視聴者はそんな彼女をずっと応援してきたと思うんですけど、このエピソードでなんと、奴隷たちを服従させていた親方をドラゴンで焼き殺すんですよね。それには理由もあるんですが、ここで彼女の狂った王様、つまり狂王としての片鱗が見えたと思います。デナーリスには奴隷解放者という心優しい一面もある一方で、親方に対しては一切の言い訳も許さず、それぞれの人格も考えずに一斉に焼き殺せちゃう、そういったある意味残酷な一面も見れた回だなと思いました。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力
もともと『世界一面白いドラマがある』っていうのは聞いていたんです。ただ観るのにすごく体力が要るって(笑)。『第一章は絶対全部観て』と勧めてきた友人に言われ、その通り観はじめたんですけど、まず登場人物の多さとシーンもあちこちに飛ぶので結構戸惑いました。でもそこから、これだ!ここでハマった!という瞬間があったんです。本当に衝撃を受けました。このドラマなにが起こるか本当に想像がつかないなっていう。それがはっきりとハマった瞬間です。あともう一つ。第一章の終わりで、デナーリスが炎の中からドラゴンと一緒に出てくるシーンがあって。あれもすごくカッコいいんですよね。そうやって最初からしっかりハマれるように作られているのがすごいですよね。登場人物が多くて、観るのに体力がいるドラマだって分かっているのに、最初のシーズンだけで虜にさせてしまう、そのストーリーが魅力だなと思います。
影響を受けた場面
モーモント家のリアナが活躍するシーンですね。彼女は小さい体でモーモント家を背負っているんですけど、第八章でも本当に大活躍でした。スターク家に従う諸名家は、あの娘が引っ張っていってくれたおかげですごく盛り上がって、みんなの団結力を高めてくれていました。すごく年下のキャラクターではありますが、ああいう気概があって芯の通った女性でありたいと思いました。人気のキャラクターだと思います。

☆Taku Takahashi(m-flo)のコメント

「冬の狂風」を選んだ理由
人気投票では1位が第9話『落とし子の戦い』だと思うんですが、僕は第10話の方が好きです。カタルシスがいっぱい詰まってるんですよね。あと、溜めがいいんです。全章の中で、冒頭に最もセリフが少ないエピソードなんです。音楽と共に、ここから裁判が始まりますよ、というところから溜めて溜めて、さあどうなるのか!?の流れが素晴らしいです。サーセイのことは嫌いなんですけど、丌思議なもので、嫌でムカつくキャラなのに、彼女がピンチになればなるほどハラハラしちゃうんですよね。結果的にこのエピソードでは彼女、本当にひどいことするんですよ。人がいっぱいいる教会を爆発させちゃうわけなんですが、第六章では苦汁を舐めていた分、爆発後のサーセイがワインを持ってにんまりしているところに、カタルシスを感じるというエピソードです。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力
ハマったきっかけは丸屋九兵衛さんです。元々スタートレックが好きで丸屋さんと知り合ったんですが、当時『ゲーム・オブ・スローンズ見た?』ってしょっちゅう言われていたんです。そんな時に僕がアメリカに行くことがあって、現地のスタートレック好きの友達と話していたら『お前はゲーム・オブ・スローンズを見たか?』って言われたんですよ。何度も言われるので『シーズン1は買ったけどまだ見てないんだよね』って黙らせるために嘘ついたんです。それを言ったら楽しんでねって言われると思ったら、彼に『Good luck.』って言われたんですよ。何で『Good luck.』って言われるの?と思って、それで気になって気になってじゃあ見てみるかと思って見てみたら、第1話はすごいキャラが多いしよく分かんないけど終わり方すごい、第2話はなんか重いな、展開がスピーディーに動かないしこれ面白いのかな?って思って第3話見て、よく分かんないな~でも第3話まで見たから第4話見ようと思って第5話くらいに来たら、第6話見なきゃ、第7話見なきゃ…と気づいたらハマっていくようになりました。
影響を受けた場面
僕が一番評価しているのは“無音”です。しっかり音楽を出すところもあるんですけど、一方で音がないところも大事にしていて、無音とはいえアンビの音(=アンビエント、環境音)とかは鳴ってはいますが、そこと音楽が鳴るところの緩急のつけ方が素晴らしい。あと無音で一番評価しているのは血の結婚式(第三章、第9話『キャスタミアの雨』内のエピソード)。あまりネタバレしないようにはしますが、ものすごい終わり方をするんですよ。『ゲーム・オブ・スローンズ』って毎回エンディングの音楽がちがうんですが、このエピソードでは壮絶な終わり方をして無音につながる。テロップしか流れない、全く音がないんです。僕もそれは最高だったよって(デイヴィッド・)ベニオフと(D・B・)ワイスにも直接伝えたんですが、あの無音は音楽の力だけじゃなくて音楽のなさの力というのも証明したシーンだと思います。

真島ヒロのコメント

「慈母の慈悲」を選んだ理由
いままでずっと視聴者の“ヘイト”が溜まっていたサーセイがいよいよ酷い目に遭う回で、ビックリしましたね。ここまでやるのか!?これを映像にしていいのか!?と。始めはスカッとした部分もあったんですが、観ているうちに可哀想な気持ちにもなって、ある意味見ていられないシーンだと思いました。それに加え、第五章のラストエピソードということもあって、次の章への橋渡しのような要素もあり、ジョン・スノウはどうなってしまうんだ!?とか、そのあと1年間モヤモヤとした気持ちで次の章を待つことになりました。何とかなるでしょう!と思いつつ、どう“何とかなる”のか、ファン同士で予想を議論したり盛り上がった記憶があります。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力
もともとエダード・スターク役のショーン・ビーンのファンだったことがきっかけで見始めました。『ロード・オブ・ザ・リング』で彼を知り、出演作を追いかけるうちにこの作品ではパッと見主人公だな、と思って。そうしたら、“ところが”という流れになったので、驚きましたね。本当に主人公だと思っていたので、こんな展開になるんだ!という驚きとともに、そこからグーッと魅かれたと思います。また、最終章のドラゴンのシーンは凄い迫力でした。映画を観ているような気分にさせてくれるシーンでしたね。とくに最初にドラゴンが暴れるシーンはデナーリスを守るため、という大義があってカッコ良かったです。後半堕ちるドラゴンも居たりするところは、少年漫画ぽいですよね。敵だったやつが味方に!みたいなワクワクがありました。この作品の大きなプロットは鉄の玉座に誮が座るのか?だと思いますので、最後どうなるんだろう、と予想しながら観ていってもらえたら楽しめると思います。
影響を受けた場面
自分が描いている漫画は主に少年を対象にしている作品なので、『ゲーム・オブ・スローンズ』のような作品は倫理的に不可能と言われているから、自分では描くことが出来ないですが、脚本作りの観点から見ても非常にレベルの高い作品ですし、ビジュアル面なども観ているだけで勉強になります。これぞ一級のハイファンタジーです。みなさんが大好きなドラゴンも出てきますのでまずはそこを楽しみに観てもらたらと思います。

明石ガクトのコメント

「王の道」を選んだ理由
デナーリスが一番キャラクターの変化が大きいですよね。彼女は現代女性の強さを象徴していて、後半になればなるほどこいつには誮も勝てないんじゃないか?という風になっていくんですが、『王の道』のデナーリスは本当にか弱い。ファンの間でも有名ですが、デナーリスが嫁いで新婚初夜、男女の営みの中、非常に苦痛にゆがむ顔をするんですね。観ているこちらも、『デナーリス、可哀想!』と思うんですけど、シリーズの後半になればなるほど、『あのデナーリスはなんだったのか・・・』という変化が起きます。実は、デナーリスを演じているエミリア・クラークは当時演劇学校出たてのほぼ新人の状態でこの作品に抜擢され、いきなり激しめなラブシーンの撮影に緊張していたそうです。それを見た相手役の、滅茶苦茶マッチョで髭面のカール・ドロゴ(ジェイソン・モモア)が股間にピンクのフワフワのついたソックスを付けて撮影場所に来たそうです。心温まるエピソードですよね(笑)。その裏話を思い浮かべながら、あの第2話は観てほしいです!
『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力
「世の中というものは丌合理で、それを見せずに巧妙にオブラートに包んで見せなくしていると思うんです。仕事していると、何か月も温めて考え抜いた企画が、偉い人の訳の分からない理由で通らないこともあります。そんな丌合理さに直面したとき、それにどう立ち向かっていくか?という部分でヒントをもらえます。『ゲーム・オブ・スローンズ』は、まさに抗う人たちのドラマだと思うんです。自分が置かれた環境が何であれ、予期せぬことが起きたとしても、自分がやるべきこと、成し遂げなければならないことを見失わないで闘い続ける根気を貰えると思うんです。仕事で凹むことがあっても『ゲーム・オブ・スローンズ』を見れば、文明社会に生きてて良かったと思うはず。今の若い世代は長い映像作品を観る機会が少ないし、耐えられない人が増えているけど、例えば3分で食べられるカップラーメンと、2時間かけて食べるコース料理、それぞれの美味しさを知ることが大人だと思うんです。だから、騙されたと思って試しに一本観てほしい。そうすれば、全然YouTubeの動画と違う、という新しい発見があると思いますし、最後まで見続けると途方もない達成感に包まれます。
影響を受けた場面
主にスマートフォン向けの動画を作っているので、それに対してこの作品は自宅の大きな画面で4Kで観て感じるものだから、飛距離が有り過ぎて参考にできるところはないのが正直なところです。ただ強いて挙げれば、この作品が世界的な現象になっている理由は、やはり映像表現の裏側に明確な意思やメッセージを感じ取れるからだと思うんです。物語のクライマックスでとても綺麗な街並みが破壊されるところがあって、どこかで本当の街が破壊されているんじゃないかと錯覚してしまうくらい、明確な意思を持って作られているのが分かります。演出意図を持って映像を作る大切さは勉強になりました。

丸屋九兵衛のコメント

「落とし子の戦い」を選んだ理由
『ゲーム・オブ・スローンズ』は“第9話にえらいことが起きる”というセオリーがあります。第一章だと処刑があり、第二章ではブラックウォーターベイの戦いがあり、第三章ではレッド・ウェディング、第四章ではキャッスルブラックの戦いがあったりと。そしてこの第六章、第9話が『落とし子の戦い』なわけですよ。この話は実際には2つのエピックなバトルが入っていて、たぶん『ゲーム・オブ・スローンズ』では唯一、2大バトルが一つのエピソードに収まっている、というケースなんじゃないでしょうか。エッソスとウェスタロスで全くレベルの違う戦いが行われていることに『あ、なるほどな』と歴史マニアとしても思いました。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力
魅力はファンタジーの世界にリアリズムを持ち込んだことですね。私は原作も読んでいたのでそれは分かっていたんですけど、それが映像になるとさすがに違っていました。ビックリしたのは服にボタンがないんですよ! ボタンというのはホックよりも後に発明されているため、劇中の登場人物が着ている服についているのは、ホックかリボンなんです。それに感心したのと、ジョン、ロブ、シオンの3人が髪の毛を切られるシーンでも、洋バサミではなくて、和バサミ的な握りバサミが使われているんです。
洋バサミの方が後から出てきているので。そういった現実世界のテクノロジーの進歩・進化がファンタジー世界にも応用されているんです。そんなこんなで全部面白いから、観ない理由は無いと思います。ただ、確かに前説は無いですし、ナレーションも無ければ、回想シーンもほとんど無いので、観ている人を突き放している部分はあります。でも今2020年でしょ? インターネットで調べれば人物対照表が出てきます。ただしそれがネタバレになっちゃったりするから、ちゃんと自分が見ているシーズンまでの人物対照表を選ばなくちゃいけないですね。
影響を受けた場面
後になって起こったことを先にあるキャラクターが予言していたとか、そういったものはもう2回3回と見返してみないと分からないと思います。私も昨日の夜にまさに『落とし子の戦い』を見返してみて、『あれ? サー・ダヴォス、ええこと言うてるやん!』と思ったんですよ。あの戦いの描写は、紀元前200年頃のカルタゴ対ローマの“カンナエの戦い”というのを参考にしていて、カルタゴ軍がローマ軍を囲むことによって相手をどんどん消耗させていったというスタイルが取り入れられています。実はサー・ダヴォスは戦いの前夜に、わざと自軍の中央部の陣を崩してラムジーが追ってくるようにすれば、それを後から取り囲める、とちゃんと言ってるんですよ。ところが我らが指揮官ジョン・スノウは……友達としては最高ですが、戦場指揮官としては最低です。彼は有能というよりは人望のある人なので『ここで弟を助けないわけにはいかない』と。おそらくラムジーはそれを分かっていて、あの作戦を使ったんですね。それでまた、その弟がジグザグに走ればいいのに、まっすぐ走るんだこれが!
そんなこんなでああなってしまい。本来はラムジーを誘い込んでそれを囲むつもりだったのに、まんまとジョン・スノウが誘い込まれ、それをかばうためにスターク軍が全員で出て来て、逆にラムジーの方に囲まれてしまう。さらに、よく観てみると前夜のサー・ダヴォスの発言のあとにサンサ・スタークが兄ジョン・スノウに向かって『あなたはラムジーを罠にかけようとしてるけど、ラムジーが罠を仕掛けてくる』と警告していたその通りになりましたね。

『「ゲーム・オブ・スローンズの日」記念!あの人が選ぶベストエピソード』 ©2020 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBOR and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.
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