映画『建築と時間と妹島和世』の予告編が公開された。
10月3日から公開される同作は、石川・金沢21世紀美術館やフランス・パリのルーヴル美術館ランス別館などを手掛け、「建築界のノーベル賞」と称される『プリツカー賞』を日本人女性で初めて受賞した妹島和世が、大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎を設計、建築していく約3年半を記録したドキュメンタリー。音楽を石若駿が担当し、監督と撮影をホンマタカシが務めた。
予告編では、妹島和世がアトリエや現場で過ごす様子や、新校舎の意味づけと建築物との向き合い方を語る様、数々の模型などが映し出されているほか、建設の現場をコマ送りで収録している。
発表とあわせて新たな写真が公開。ホンマタカシが撮影した妹島和世の姿などが写し出されている。
- 作品情報
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『建築と時間と妹島和世』
2020年10月3日(土)からユーロスペースほか全国で順次公開監督・撮影:ホンマタカシ 出演:妹島和世 上映時間:60分 配給:ユーロスペース

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CINRA Inspiring Awards
CINRA Inspiring Awardsは、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。芸術文化をルーツとするCINRAが、媒介者として次世代の表現者を応援できたら。そんな思いに力を貸してくださる審査員のかたがたに、作品を選出していただいた。