伊藤万理華が主演、青春SF映画『サマーフィルムにのって』2021年公開

映画『サマーフィルムにのって』が2021年に公開される。

『第33回東京国際映画祭』特別招待作品に選出された同作の主人公は、時代劇映画オタクの⾼校3年⽣ハダシ。武士役として理想的な凛太郎と出会ったハダシは、幼なじみのビート板、ブルーハワイを巻き込んで文化祭で上映する映画の制作に乗り出すが、凛太郎の正体はタイムトラベルしてきた未来人だったというあらすじだ。

主演を務めるのは伊藤万理華。映画部に所属し、黒澤明やマキノ雅弘作品などを溺愛するハダシ役を演じる。未来から来た凛太郎役に金子大地、ビート板役に河合優実、ブルーハワイ役に祷キララがキャスティング。そのほかの共演者には板橋駿谷、甲田まひる、ゆうたろう、小日向星一、池田永吉、篠田諒が名を連ねる。

監督を同作が長編映画デビュー作となる松本壮史が務め、三浦直之(ロロ)と共に脚本を手掛けた。三浦直之は、伊藤万理華が主演し、松本壮史監督がメガホンを取ったドラマ『ガールはフレンド』、金子大地出演の『腐女子、うっかりゲイに告る』でも脚本を担当した。

伊藤万理華のコメント

松本壮史さんと三浦直之さんのタッグは、2年前に短編ドラマでご一緒させていただいて以来です。
心がきゅっとなる瞬間、柔らかくて詩的な言葉と空気、印象的で大好きでした。
新しく映画をつくると聞いて、ものすごいスケールが大きく感じて始まる前まで緊張していましたが、始まってからは役名の通りハダシで、日々をただただ必死に駆け抜けていました。登場人物全員、本当に愛おしくて離れがたくなるくらいみんな素敵でした。早くスクリーンで会いたいです!
映画に対して好きと憧れがあるからこそ、この作品に関われたことは一生の宝物です。

松本壮史監督のコメント

最高にしびれる青春映画を撮りたいとずっと思っていました。
脚本の三浦直之(ロロ)と作ったこの物語は、友情も恋愛もSFもアクションも、夏の空気と一緒に全部がギュッと詰まっています。
自分にとって最高の長編デビュー作となりました。こんな時代ですが、スクリーンがとても似合う作品になったと思います。
主演の伊藤万理華さんをはじめとした、若く魅力溢れる俳優陣の輝きを目撃してください。
「サマーフィルムにのって」をよろしくお願いします。

作品情報

『サマーフィルムにのって』

2021年公開
監督:松本壮史 脚本:三浦直之(ロロ)、松本壮史 出演: 伊藤万理華 金子大地 河合優実 祷キララ  板橋駿谷 甲田まひる ゆうたろう 小日向星一 池田永吉 篠田諒 配給:ファントム・フィルム
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