広告図案士・檜垣紀六のデザイン手法と制作の裏側に迫る書籍が刊行

檜垣紀六の書籍『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡 ~題字・ポスター・チラシ・新聞広告 集成~』が1月29日に刊行される。

2020年でデザイナー生活60周年を迎える檜垣紀六は、1940年生まれの広告図案士。1960年に東宝に入社し、1987年に独立して個人事務所「オフィス63」を設立した。これまでに『燃えよドラゴン』『エクソシスト』『タワーリング・インフェルノ』『ダーティハリー』『時計じかけのオレンジ』『サスペリア』『キャノンボール』『ランボー』『ロボコップ』『ダイ・ハード』『バットマン』『ブレードランナー』『ダーティハリー』『魂のジュリエッタ』『続・荒野の用心棒』『スケアクロウ』『昼顔』『アルファビル』『シェルブールの雨傘』『プロジェクトA』『ベニスに死す』といった作品の日本公開ポスターや題字、新聞広告などを手掛けている。

同書は、檜垣が担当してきた1960年代から90年代の洋画広告のデザイン手法と制作の裏側に解説と回想で迫るもの。約600本のポスター、チラシ、題字、新聞広告を掲載しているほか、映画広告やポスターデザインの基礎知識、ロードショー館や日比谷劇場街をめぐるコラム、関連年譜などを収録。全384ページの内336ページがオールカラー印刷となり、ポスターやチラシの写真と、その狙いや制作過程といった解説が掲載される。編集は桜井雄一郎と佐々木淳が担当。

同書の制作にあたり、制作費用400万円を目標にクラウドファンディングプロジェクトを実施。567人から828万4000円の支援が寄せられた。一般販売に先駆けて、クラウドファンディングで支援したコレクターに発送される。

書籍情報

『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡 ~題字・ポスター・チラシ・新聞広告 集成~』

2021年1月29日(金)発売 著者:檜垣紀六 価格:9,000円(税抜) 発行:スティングレイ
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