図像と文字の風景を辿る『20世紀のポスター』展、東京都庭園美術館で開催

展覧会『20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?』が、1月30日から東京・白金台の東京都庭園美術館で開催される。

同展では、多摩美術大学の企画協力により、竹尾のポスターコレクションから「構成主義」のポスターを公開。構成主義は、図像と文字を幾何学的、抽象的な融和のもとに構成しようとする表現様式となる。会場には、ビジュアルデザインの原点となるポスターが並び、構成主義のポスターの発展を辿るほか、未来におけるポスターの存在意義を問う。

展示は「図像と文字の幾何学」「歴史的ダイナミズム」「コミュニケーションのありか」の全3章で構成。

「図像と文字の幾何学」では、スイス派、ウルム派に代表されるインターナショナルスタイルの継承と展開を辿り、メアリー・ヴィエイラら15人の作家による作品が52点並ぶ。「歴史的ダイナミズム」では、第二次世界大戦以前に登場したロシア構成主義、バウハウス、ニュータイポグラフィを象徴するポスターを展示。エル・リシツキーら11人の作家による18点が並ぶ。「コミュニケーションのありか」では、1970年代以降のインターナショナルスタイルを背景に登場したニューウェイヴ、ポストモダンデザインと称される潮流を、11人のデザイナーによる60点のポスターを通じて辿る。

イベント情報

『20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?』

2021年1月30日(土)〜4月11日(日)
会場:東京都 白金台 東京都庭園美術館 本館、新館 時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:2月10日、2月24日、3月10日、3月24日、4月5日 料金:一般1,100円 大学生880円 中学・高校生、65歳以上550円
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