舞台公演映像の情報検索特設サイト「Japan Digital Theatre Archives」開設

舞台公演映像の情報検索を目的とした特設サイト「Japan Digital Theatre Archives」が2月23日10:00にオープンする。

早稲田大学演劇博物館が制作した「Japan Digital Theatre Archives」は、寺田倉庫と緊急事態舞台芸術ネットワークが文化庁より受託する文化芸術収益力強化事業「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」(EPAD)の一環。EPADは主催団体の協力を得て新旧の公演映像などの収集・配信を実現し、権利処理を行なうことで商用配信プラットフォームでの活用を促進し、関係者に対価を還元していく。この取り組みによって公演映像、Eラーニング、戯曲、舞台美術など3300点近くの舞台芸術資料を収集したという。

検索可能となる1300本の映像作品には、杉村春子主演の文学座『欲望という名の電車』、チェルフィッチュ『3月の五日間』、2.5次元ミュージカル『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』など、1960年代以降の現代演劇、コンテンポラリーダンスを中心とする舞踊、邦楽や組踊などの伝統芸能がラインナップ。作品情報の検索に加え、フライヤーや舞台写真なども掲載される。

視聴可能な舞台公演映像は、権利処理を終えた作品を対象とした約3分の抜粋映像のみとなり、映像本編は配信プラットフォームおよび早稲田大学演劇博物館で予約制で視聴できるよう準備を進めているとのこと。

さらに英語サイト、EPADのポータルサイト、約550本の戯曲を無料公開するサイトも開設。

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