TikTokとShopifyが日本での提携を発表、管理画面から広告出稿が可能に

TikTokとShopifyが日本での提携を発表した。

TikTokと、世界175か国で170万以上のショップが利用するマルチチャネルコマースプラットフォームShopify。昨年10月に発表されたグローバルパートナーシップに基づく今回の提携で、日本でShopifyを利用する事業者はTikTokのユーザーに向けて広告を配信することができるようになったほか、事業者向けに新設したTikTokチャンネルアプリでは、Shopifyのダッシュボードから離れることなくTikTok For Businessの主要な機能にアクセスできるようになった。

西田真樹(TikTok For Business Head of Global Business Solutions, Japan)は「TikTok For Businessは、2021年よりEC連携を本格的に強化していきます。その一環として、昨年の米国での提携に続き、日本においてもShopifyとの提携を開始いたします。2020年に実施しましたTikTokユーザー白書調査によると、昨今の生活様式の変化に伴い、購買行動は従来のように『認知』『興味』『比較・検討』『購入』というファネルを順に辿るのではなく、『興味』からダイレクトに『購入』へとつながる『興味突破』へシフトしていくと考えられます。今回、TikTokとShopifyとの提携により、Shopifyを利用する事業者(マーチャント)がTikTok For Businessのプラットフォームを活用し、新たなオーディエンスとつながることで、更にビジネスを成長させていくためのチャンネルを提供できることを嬉しく思います。また、TikTokには、多様なクリエイター達が自身のクリエイティビティを表現する場所として、ECという体験を多くのユーザーに届ける一つのファンクションになる事も期待しています。引き続き、TikTok For Businessは、新しいECでの購買スタイルを確立させ、従来のマーケティングファネルを飛び越え、顕在化したニーズだけでなく、潜在顧客まで攻略できるプラットフォームを目指してまいります」とコメント。

またShopify地域統括マネージングディレクターを務めるショーン・ブロートンは「日本では、これまで以上にオンラインでの買い物や交流に費やす時間が増えており、小売業者間で消費者の注目を集めるための競争が激化しています。今年は、ソーシャルメディアとeコマースの融合を利用し、顧客にシームレスなデジタル体験を提供する事業者(マーチャント)がさらに増えると予想されます。そんな中、ShopifyはTikTokと提携することで、収益に直結するインタラクティブなコンテンツを通じて消費者とつながるための新しい方法を日本のShopifyを利用する事業者(マーチャント)に提供できることに対して、非常に嬉しく思います。昨年、2030年に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)のトレンドが10年前倒しとなったことを実感しました。私たちは、eコマースブームの一翼を担う地元に根付いた事業者(マーチャント)が消費者が好むプラットフォームやチャネルで簡単にそして楽しく交流できることを嬉しく思っています」と述べている。

3月17日には「ShopifyとTikTok For Businessの連携で、ECビジネスの可能性をもっと広げよう!」をテーマとしたウェビナーを開催。TikTok For Businessの運用型広告やShopifyを活用したECサイトの運用に興味関心がある広告主、代理店が対象となる。

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