アドビとInspire Highがオフィシャルパートナー協定を締結

アドビと、10代のためのライブ配信プログラムを手掛ける「Inspire High」がクリエイティビティーの向上に関する調査を共同で実施するためにオフィシャルパートナー協定を締結した。

今回の調査対象であるクリエイティビティーは、予測不可能で不確実な未来を生き抜くために、これまで以上に注目されている非認知スキルの1つと言われている一方で、非認知スキルは数値化しづらいために、いまだ習得方法や評価方法が確立していない分野。そうした中、アドビは、これまでもクリエイティビティーに関する世界的な意識調査を行ない、クリエイティビティーが社会で果たす役割について明らかにしてきた。

今回の共同調査では、これまでの知見を生かして機械やAIに代替されにくい人間ならではのスキル「クリエイティビティ(創造力)」の育成・向上に関する調査を、Inspire Highのプログラムをもとに展開。

調査に伴い、3月25日まで協力校を募集。2021年4月~7月の調査期間中にInspire Highの無料体験版プログラムを学校で実施し、その前後でアンケート調査を行なう。なお既にInspire Highとオフィシャルパートナー協定を結んでいる広尾学園中学校・高等学校、ドルトン東京学園、クラーク記念国際高等学校は同調査に参画予定。調査結果の公表は2021年秋頃を予定している。

秋田夏実(アドビ)のコメント

アドビは、Creativity for All: すべての人に『つくる力』を、というミッションのもと、中高生を始め、日本の子どもたちの創造力を伸ばし、また子どもたちが自分の創造力に自信を持つためのサポートを続けています。昨年当社が実施した『日本の高校生の創造力(クリエイティビティ)に関する意識調査』(https://www2.slideshare.net/secret/uPgIJq8DXAdyJT)でも、小学校高学年から中学校および高校時代に子どもたちが自分のクリエイティビティに対する自信を持つことの重要性が明らかとなっており、今回の調査が、子どもたちが将来活躍するためのスキルを培う一助になることを期待しています。

杉浦太一(Inspire High, Inc.)のコメント

Inspire Highは、クリエイティビティは誰しもに眠っている力であり、特定の職業にのみ必要なスキルではなく、21世紀を誰もが自分らしく社会で生きていくために必要な力であると考えています。しかし、クリエイティビティをはじめとした非認知スキルは、注目を集めてはいるものの、測定や数値化が難しいことからなかなかそのメソッドが体系化されず、教育現場にも浸透しづらいのも事実です。今回、人のクリエイティビティを最大化していくことに尽力してこられたアドビ社と共同で、10代の若者のクリエイティビティについて調査を合同でできることを大変嬉しく思い、どのような結果と出会うことができるかとてもワクワクしています。

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