吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』に米倉涼子、浅田政志らがコメント

映画『いのちの停車場』に寄せられた著名人コメントとTikTokクリエイターしんのすけによる「1分45秒でわかる『いのちの停車場』解説特別映像」が到着した。

終末期医療専門病院に勤務する医師で、ドラマ『ディア・ペイシェント』の原作者でもある作家・南杏子の同名小説を映画化する『いのちの停車場』は、日本の長寿社会における現代医療制度の問題点や、尊厳死、安楽死などの医療制度のタブーに向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族を描いた作品。長年大学病院で救命救急医として勤務してきたが、とある事情から石川県にある実家に戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる主人公・白石咲和子役を吉永小百合が演じる。5月21日から公開。

コメントを寄せたのは、米倉涼子、浅田政志、西川史子、オカリナ(おかずクラブ)、アンミカ、浜口京子、宮崎由加。

米倉涼子のコメント

この世に命を授かった誰しもが生と死に向き合い、受け止めていく改めて生の尊さを感じた2時間でした。吉永小百合さん演じる咲和子先生をはじめ皆さんの作る冷たくて温かい世界に気がつけば涙がハラハラと落ちていました。

浅田政志のコメント

スクリーンに映し出される物語は、私自身にとって極めて身近なことでした。悲しいことはなるべなら考えたくは無いけれで、生きていれば別れの時ば必ず訪れる。その時、自分はどのように向き合うことができるだろううか?答えは無いかもしれないが、まほろば診療所の人たちと共に、穏やかな気持ちで考えることができた。この映画は、一人でではなく、大切な人と一緒に観ることを薦めたい。

西川史子のコメント

脚本が医師ならではのリアルで衝撃的な作品でした。私自身、昨年から病院に復帰し、毎日人生や命の大切さを考え、患者さんとの向き合い方に正解はないと痛感しています。医療行為を行うだけが医師ではなく、寄り添って心の支えになることも大切な仕事だと思います。コロナ禍でれまでとは全く違う生活を送る中、多くのことを思う1年でした。誰にでもいつか必ず訪れる死。命のしまいかたを考えるきっかけとなるはずです。

オカリナ(おかずクラブ)のコメント

私は前職が看護師だったこともあり、人がいずれ死んでしまうことを実感することは多かったと思います。それでも自分や大切な人たちに置き換えて考えることは出来ていません。自分の死に際は誰にも邪魔されたくないのに、身内にはそれができない。そんな時に“まほろば診療所”の方たちは寄り添ってくれたら、自分なりに一番良い答えを出せそうだと感じ

アンミカのコメント

観終った後、大切な人に会いたい、声を聴き感謝を伝えたい、話したいという気持ちが高まり、優しくポジティブになれ、心が温まった。今ある一つ一つの時間に感謝し、より今を大切に生きたい、そう感じさせてくれる映画でした。

浜口京子のコメント

私を信じてくれた父。毎日バス停で迎えてくれた母。いまの私があるのは両親のおかげ――。この映画で忘れかけていた、大切なものに気づくことかができた。私の胸のなかの大きな鐘が何度も打ち鳴らされ、心が揺れ動き、誰かの優しさが、人を強く、たくましくするんだと改めて感じさせてくれた。

宮崎由加のコメント

家族や友達など、会いたい人に気軽に会いに行くことが難しいこのコロナ禍で、改めて「いのち」についてより深く考えるきっかけになった映画でした。それぞれの人生がそれぞれの時間でそれぞれの価値観で流れていて、単純ではない様々な感情で胸がいっぱいになり涙が何度も流れてきました。自分が歳を重ねる度に何度も見返して、その時々の自分の感じ方を大切にしたい映画です。

作品情報

『いのちの停車場』

2021年5月21日(金)から全国公開
監督:成島出 脚本:平松恵美子 原作:南杏子『いのちの停車場』(幻冬舎) 出演: 吉永小百合 松坂桃李 広瀬すず 南野陽子 柳葉敏郎 小池栄子 みなみらんぼう 泉谷しげる 石田ゆり子 田中泯 西田敏行
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