『芸劇eyes』番外編にウンゲツィーファ、いいへんじ、コトリ会議が参加

『芸劇eyes番外編 vol.3「もしもし、こちら弱いい派─かそけき声を聴くために─」』 が7月22日から東京・池袋の東京芸術劇場で上演される。

2009年の野田秀樹の芸術監督就任以来、次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する『芸劇eyes』シリーズを上演している東京芸術劇場。番外編では、シリーズのなかでも、さらに選りすぐりの才能がショーケース形式で競演するという。

今回はいいへんじ『薬をもらいにいく薬(序章)』、ウンゲツィーファ『Uber Boy(仮)』、コトリ会議『おみかんの明かり』がラインナップ。企画コーディネーターを徳永京子が担当する。関連企画も実施予定とのこと。チケットの先行販売は6月12日10:00から、一般販売は6月19日10:00からスタートする。

徳永京子のコメント

小さな水紋があちこちで自然発生するように、変化は複数の場所でほとんど同時に起きました。「弱さ」への評価です。勝った人が正しいという価値観のもと、強く、そのためには早く、大きく、多くと突き進んできたほころびが可視化されたこの10年、それとは異なるものへの気付きが広がっています。演劇でも数年前から「弱さ」の肯定を含んだ流れが生まれています。「弱さ=可哀想」ではなく、余白や愛嬌、知恵やしたたかさを味方に付けた表現を「弱いい派」と名付け、3団体を選びました。彼や彼女の声に、目を凝らし、耳を傾けてみてください。

イベント情報

『芸劇eyes番外編 vol.3「もしもし、こちら弱いい派─かそけき声を聴くために─」』

2021年7月22日(木・祝)~7月25日(日)全5公演 会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 シアターイースト
会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 シアターイースト 『薬をもらいにいく薬(序章)』 作・演出:中島梓織 音楽:野木青依、Vegetable Record 出演: 飯尾朋花(いいへんじ) 小澤南穂子(いいへんじ) 遠藤雄斗 小見朋生(譜面絵画) タナカエミ 声の出演: 松浦みる(いいへんじ) 野木青依 『Uber Boy(仮)』 作・演出・出演: 池田亮(ゆうめい) 金内健樹(盛夏火) 金子鈴幸(コンプソンズ) 黒澤多生(青年団) 中澤陽 本橋龍(ウンゲツィーファ) 音楽:額田大志(ヌトミック、東京塩麹) 『おみかんの明かり』 作・演出:山本正典 出演: 牛嶋千佳(コトリ会議) 三ヶ日晩(コトリ会議) 原竹志(コトリ会議) まえかつと(コトリ会議) 料金:一般2,800円 高校生以下1,000円
  • HOME
  • Stage
  • 『芸劇eyes』番外編にウンゲツィーファ、いいへんじ、コトリ会議が参加

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて