映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』に石野卓球、滝藤賢一らコメント

映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』に寄せられた著名人コメントと本編映像が公開された。

同作は、1920年代に出版されたアルフレート・デーブリーンの書籍『ベルリン・アレクサンダー広場』をブルハン・クルバニ監督が構想に7年の歳月をかけて映画化したもの。アフリカからヨーロッパを目指していた不法移民のフランシスがドイツに辿り着くが、難民生活が過酷を極め、裏社会に生きるドイツ人男性ラインホルトの手引きで犯罪に手を染めるなか、ミーツェとの出会いをきっかけに運命を変えようとするあらすじだ。キャストには、ウェルケット・ブンゲ、イェラ・ハーゼ、アルブレヒト・シュッヘ、アナベル・マンデン、ヨアヒム・クロルらが名を連ねている。5月20日からMIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXTで配信開始。価格は1,500円となる。

コメントを寄せたのは、白石和彌、滝藤賢一、石野卓球(電気グルーヴ)、スプツニ子!、岡田利規、香山哲、渋谷哲也、粂田文、宇野維正。

本編映像では、ベルリンの街を一台の車が走る中、フランシスの嘆きが響き渡る場面や、「これが2度目のつまずき」「分からなかったの?フランツ」といった女性の声、負傷したフランシスが車から降ろされる様子などが映し出されている。

白石和彌のコメント

新たな絶対的ギャング映画の誕生だ。やられた、まいった、何もかもが素晴らしい。この魂震わす寓話は、生きている限り私の中に沈殿して蠢き続けるだろう。

滝藤賢一のコメント

180分を一気に走り抜ける面白さ!また、生まれてしまいましたね…。
若者映画の金字塔を打ち立てる、新たな切り口のぶっ飛んだ映画だ。

石野卓球(電気グルーヴ)のコメント

3時間引き込まれました。真っ当に生きるってなかなか難しいですね。

スプツニ子!のコメント

善人でありたいという意識をもちながら、構造的問題で悪に苛まれ続ける物語は、決して彼独特のものではないはずだ。

岡田利規のコメント

(モダン・)クラシックスに同時代的解釈を与える、それを用いて現代を描く。その趣向のこんなにも堂々とした、かつヴィヴィッドな体現。

香山哲のコメント

100年前と変わらない、人間が生きようともがく姿。石畳や自然公園といった、100年前からここにいる都市のパーツたちは、何を思うだろうか。

渋谷哲也のコメント

デーブリーンの原作が100年前のベルリンを克明に記録したように、クルバニの映画は現代ベルリンの捉えどころのない危うさと魅惑を余すところなく伝えている。

粂田文のコメント

こんなにかっこよかったっけ?と、久しぶりにデーブリーンの原作小説を読み直してしまった。クルバニ監督のポストコロニアルな視点を取り込んだ翻案に脱帽です。

宇野維正のコメント

3時間超えの長編、ドイツ文学史に刻まれる傑作、過去にはファスビンダーの伝説的作品も。
そんないくつものハードルを軽く乗り越えてくる、現代と都市についての鮮烈なスケッチ。
登場人物全員ロクデナシだが、彼らの行く末を見つめ続けずにはいられない。

作品情報

『ベルリン・アレクサンダープラッツ』

2021年5月20日(木)からMIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXTで配信
監督:ブルハン・クルバニ 脚本:マーティン・ベーンケ、ブルハン・クルバニ 原作:アルフレート・デーブリーン 出演: ウェルケット・ブンゲ イェラ・ハーゼ アルブレヒト・シュッヘ アナベル・マンデン ヨアヒム・クロル ほか 上映時間:183分 配給:STAR CHANNEL MOVIES
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