フランソワ・オゾン監督『Summer of 85』、「ときめき全部乗せ」場面写真

フランソワ・オゾンの新作映画『Summer of 85』の場面写真が到着した。

『第73回カンヌ国際映画祭』オフィシャルセレクションに選出された同作は、オゾンが17歳の頃に出会い、影響を受けたというエイダン・チェンバーズの小説『Dance on my Grave』を映画化したもの。突然の嵐に見舞われた16歳のアレックスと彼を救助した18歳のダヴィドは、次第に恋愛感情で結ばれ、「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てるが、ダヴィドの不慮の事故によって永遠の別れを迎えるというあらすじだ。アレックス役にフェリックス・ルフェーヴル、ダヴィド役にバンジャマン・ヴォワザンがキャスティング。8月20日から公開される。

場面写真には、バイクを運転するダヴィドの肩に顎を乗せるアレックスの姿をはじめ、2人が夕日を眺めながらバックハグする様子、デートでクラブやジェットコースター、セーリングを楽しむシーンなどが写し出されている。

オゾン監督は同作について、「青春映画の約束事に沿って撮影することが、私にとって重要だった。少年2人の恋愛に皮肉なんか一切加えず、古典的な手法で撮って、世界共通のラブストーリーにした」「大事なのは2人の信頼関係を見せること、僕が10代の頃に感じたことを表現することだからね」と語っている。

作品情報

『Summer of 85』

2021年8月20日(金)から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次公開
監督:フランソワ・オゾン 原作:エイダン・チェンバーズ『Dance on my Grave』 出演: フェリックス・ルフェーヴル バンジャマン・ヴォワザン ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ メルヴィル・プポー 配給:フラッグ、クロックワークス
  • HOME
  • Movie,Drama
  • フランソワ・オゾン監督『Summer of 85』、「ときめき全部乗せ」場面写真

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて