井浦新と成田凌が共演 かなた狼監督の映画『ニワトリ☆フェニックス』

映画『ニワトリ☆フェニックス』が2022年に公開予定。クラウドファンディングプロジェクトが6月11日20:00から「うぶごえ」で実施される。

2018年の映画『ニワトリ★スター』の続編ではなく、新たな作品として製作される同作は、「火の鳥」を探す旅に出た雨屋草太と星野楽人の隠しごとが、道中で出会う様々な人物たちを通して明らかになっていく様子を描いたロードムービー。『ニワトリ★スター』に引き続き、雨屋草太役を井浦新、星野楽人役を成田凌が演じ、かなた狼が監督を務める。

3人は初めての緊急事態宣言下の昨年5月に、エンターテインメントを好きでいてくれる人々への感謝の気持ちを形にしたリモート作品『ありがとう』を発表。作品を作るという行為は「終わらない」旅のように楽しみ続けることができるものと言っていたかなた監督は、『ニワトリ☆フェニックス』の構想を始めたという。

クラウドファンディングプロジェクトの目標金額は888万円。非公開Facebookグループ「狼組」への招待や非売品の撮影台本などが盛り込まれた5,000円の「『ニワトリ☆フェニックス』まるわかりセット」、3万円の「フルコンプリート☆がり(ほしがり)セット」が用意される。寄せられた支援は製作費の一部として使用。クラウドファンディング参加者はスタッフや出演者と共に完成を迎える「仲間」となり、ストーリーの大半を共有できるほか、ロケハン、撮影、編集、宣伝の過程をリアルタイムで体験できるとのこと。締切は8月29日。

井浦新のコメント

先に逝った仲間へ「ありがとう」のケジメをつけるために、そして、かなた狼監督との約束を果たし、お互いに決着をつけるために挑んだ【ニワトリ★スター】は、大切で特別な作品となって飛んでったけど、やっぱりそれで終わりじゃありませんでした。

まぁどこかで終わらせたくなかったし、結局は始まりでしかなかったんですよねぇ。また草太として楽人と生きるのかぁ、あのむちゃくちゃなみんなと烈しく過ごすのかぁ、かなた狼監督と映画の旅の続きをするのかぁ、あぁ大変だ。想像するだけで武者震いがする。簡単に嬉しいですなんて言えないけれど、狼組でギザギザな日々をまた過ごせることに、歓喜しています。楽しみです。

再びニワトリで、今のこの困難な状況に、この一変してしまった時代に、狼組らしく落書きするならば、今度はあなたへ、あなたへ、あなたへの「ありがとう」を絵描きたい。そして、この作品と共に全国のミニシアターを巡って映画の旅をしながら、あなたに直接「ありがとう」を伝えたいです。

成田凌のコメント

昨年、ぴったりと世界が立ち止まって、改めて気付かされることがありました。
自分は日々輝かせてもらっていたという事、役がないと、何者でもないという事、映画が好きだという事。芝居が好きだということ。そんな私の役者人生の始まりとも言える作品が、『ニワトリ★スター』です。
役者デビューして間もない頃、ただ必死にお芝居をやっていた自分に、芝居の楽しさや苦しみ、恥。
そして映画が出来るまでにどれだけの苦悩があるのかという事を体で、心で感じさせてくれました。

全力で出し切り、自分の中の大切な部分にしまっておきました。
しかしまだ旅の道中だったとは。なんだか終わっていない気はしていましたが、こういうカタチで帰って来るのかと、驚きと喜びと不安が入り混じっています。
同じ役、違う物語。少々無駄に大人になってしまった部分もありますが、自分の中の楽人を引っ張り出して、存分に楽しみたいと思っております。

こんな時代ですが、どんな人でも前向きになれる作品になります。
草太に。楽人に。久々に会えます。楽しみです。(ファッキンロックンロール)

作品情報

『ニワトリ☆フェニックス』

2022年公開予定
監督・脚本:かなた狼 出演: 井浦新 成田凌 ほか 上映時間:約90分
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