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リリー・フランキーが一人芝居、映画『その日、カレーライスができるまで』

齊藤工企画、プロデュースの映画『その日、カレーライスができるまで』が今夏に公開される。

同作の主人公はリリー・フランキー演じる「くたびれた男」。幼くして亡くなった息子の写真の横で、3日後の妻の誕生日に食べる特製カレーを仕込む「くたびれた男」が、愛聴するラジオ番組の「マル秘テクニック」募集に「今年も妻の誕生日にカレーを作っています。三日後が、誕生日です」「ただ、色々あって今年はひとりです」とガラケーで綴り始めることから物語が展開される。リリー・フランキーは初のワンシチュエーションで、ほとんどが一人芝居となる演技に挑戦。

声の出演に「くたびれた男」の妻役にキャスティングされている神野三鈴のほか、中村羽叶、吉田照美、岡田ロビン翔子、黄栄珠、福田信昭が名を連ねる。リメイク映画『CUBE』の公開を控える清水康彦がメガホンを取り、原案担当の金沢知樹と共に脚本を手掛けた。音楽は香田悠真。

今回の発表とあわせてポスタービジュアルが公開。タバコを手にする「くたびれた男」が笑みを浮かべる姿が写し出されているほか、「カレーを作って待っている人がいます。」というコピーが添えられている。

リリー・フランキーのコメント

(齊藤)工くんは「ヘンなひと」ですけれど縁のある方。本当に映画が大好きですし、ものづくりに対してはすごく真摯で、一緒に作っていくのが楽しい。
そんな工くんが企画して、清水康彦監督をはじめとする「ペンション・恋は桃色」と同じ、若くて心地よいスタッフたちと話しあいながら、何やらいいものができた……ような気もしないでもない?
いわゆる舞台の一人芝居とは違って、シリアスさのなかにコミカルさがあるといった、映像ならではのユーモラスな作品になっていると思います。
撮影はずっと一人だったので、3日間でしたが、濃い、いい経験をさせてもらいました。

清水康彦監督のコメント

リリー・フランキーさんは、ドラマ「ペンション・恋は桃色」で初めてお世話になって以降、役の人物設計だけでなく作品の方向性やテーマまで相談させてもらえる、大先輩といえる存在です。
寛大さや優しさとともに、鋭い指摘もあるのでヒヤヒヤします。
しかも今回は、ほぼ一人芝居、ほぼワンシチュエーション、難題が山積みで、スタッフ共々大先輩に頼り切ってしまいましたが、その甲斐あって他にはない独特な映画になりました。

金沢知樹のコメント

誰にでも、思い出のご飯はあります。
誰かが作ってくれた唐揚げ、自分で作った肉じゃが、レストランのオムライス。みんなで囲んだ鍋。
この物語で男はカレーを作ります。
誰かを想い、雨の夜に、じっくりコトコトと…

齊藤工のコメント

この混沌とした現代にどんな作品が生まれるべきなのか?
映画は不要不急なのだろうか?
金沢さんの珠玉の脚本に
リリーさんと清水監督が対峙して下さいました
個人的には書かれている“プロデュース”なんて響きの働きは一切出来てませんが
いち映画ファンとして
この作品が三日目のカレーの如くしっかりと味わい深く完成し
必要な方にじっくりと届いて行く事を願っています

『その日、カレーライスができるまで』ポスタービジュアル © 2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会
『その日、カレーライスができるまで』ポスタービジュアル © 2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会
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