Netflix新アニメ3作発表 太田垣康男、安達寛高、イシグロキョウヘイら参加

Netflixの新作アニメ『MAKE MY DAY』『exception』『Bright: Samurai Soul』の制作が発表された。

Netflixは、アメリカ時間6月7日から11日まで開催するオンラインイベント『Geeked Week』で完全新作アニメ3作品の制作を発表。『MAKE MY DAY』は『機動戦士ガンダム サンダーボルト』『MOONLIGHT MILE』で知られる太田垣康男原作のSFアクションとなる。白鳥座の角にある氷と雪に覆われた不毛な惑星から突如として謎の生物が現れ、住民たちを襲い始めるというあらすじだ。メカデザインは『マクロス』シリーズで知られる河森正治と『DEVILMAN crybaby』の押山清高が担当。『武器よさらば』などの作品を手掛けた本多真監督と5がタッグを組んでいる。

『exception』は小説家「乙一」として知られる安達寛高が脚本を担当するスペースホラーアニメで、『ファイナルファンタジー』シリーズの天野喜孝がキャラクターデザインを担当。あらすじは、地球を追われた人類が他銀河系への移住を余儀なくされ、テラフォーミングの対象となっている惑星に先遣隊の宇宙船が到着するが、思わぬ事故が起き、予測のできない事態に先遣隊の面々が立ち向かうというもの。サトウユーゾー監督のもとタツノコプロと5がタッグを組んで制作に臨む。

『Bright: Samurai Soul』はウィル・スミス主演の映画『ブライト』の世界観に基づき、幕末から明治の日本に舞台設定をしたスピンオフアニメ。あらすじは生きる目的を失った隻眼の浪人・イゾウと、盗賊から足を洗おうとしているオークのライデンが、時を同じくして出会ったエルフの少女・ソーニャと彼女が持つ「ワンド」を北にあるエルフの国に送るため、東海道を旅するというもの。監督は『四月は君の嘘』『クジラの子らは砂上に歌う』『サイダーのように言葉が湧き上がる』のイシグロキョウヘイ。『進撃の巨人 The Final Season』『ゾンビランドサガ リベンジ』などでCG制作に携わったアレクトがアニメーション制作を担当している。

太田垣による『MAKE MY DAY』のティザーアートには、地表に現れた謎の穴や上空に飛び回る飛行機などが描かれている。また『exception』のティザーアートには異形生物が描かれ、『Bright: Samurai Soul』のティザーアートではイゾウとライデンの戦う姿が確認できる。

作品情報

『MAKE MY DAY』

監督:本多真 原作:太田垣康男 脚本:吉澤佑実子 メカデザイン:押山清高、河森正治 キャラクターデザイン:5 制作:5
作品情報

『exception』

監督:サトウユーゾー 原作・脚本:安達寛高(乙一) キャラクターデザイン:天野喜孝 制作:タツノコプロ(BAKKEN RECORD)、5
作品情報

『Bright: Samurai Soul』

監督:イシグロキョウヘイ 脚本:横手美智子 キャラクターデザイン:山形厚史 アニメーション制作:アレクト
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