ニュース

3Dアニメ映画『トゥルーノース』が『アルス・エレクトロニカ』栄誉賞を受賞

『トゥルーノース』 ©2020 sumimasen
『トゥルーノース』 ©2020 sumimasen

3Dアニメーション映画『トゥルーノース』が『アルス・エレクトロニカ2021』コンピューターアニメーション部門栄誉賞を受賞した。

現在公開中の同作は、『アヌシー国際アニメーション映画祭』長編コントルシャン部門にノミネートされた作品。政治犯強制収容所に送還され、過酷な生存競争の中で他人を欺くヨハンが、愛する家族を失ったことをきっかけに「生きる」意味を考え始め、やがて自身の戦いに他者を巻き込んでいく姿を描く。同作が初監督作品となる清水ハン栄治がメガホンを取り、実際に収容体験を持つ脱北者や元看守などにインタビューを行ない、約10年の歳月をかけて制作した。

「メディアアートのアカデミー賞」と称される『アルス・エレクトロニカ』。過去には坂本龍一+岩井俊雄、チームラボ、真鍋大度らが受賞している。

6月18日には東京・丸の内TOEIでトークイベント付き上映会が開催。清水ハン栄治監督と西野亮廣が登壇する。チケットは6月17日16:00まで販売中。

清水ハン栄治監督のコメント

デジタルやCGって言うと、最先端過ぎてクールで無機質な印象がありますが、僕らが目指したのはそんなデジタルアートに人間の温かさを送り込み、より多くの共感を生み出すこと。アート×エンターテイメント×アクティビズムが融合した形で、声なき人たちの声を世界に届かせることが僕らの役目です。このような晴れ舞台で評価されたのは本当に光栄です。インドネシアのアニメーター達にこの栄誉を分かち合います!

清水ハン栄治監督
清水ハン栄治監督
画像を拡大する(2枚)

記事の感想をお聞かせください

知らなかったテーマ、ゲストに対して、新たな発見や感動を得ることはできましたか?

得られなかった 得られた

回答を選択してください

ご協力ありがとうございました。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

あらかじめ決められた恋人たちへ“日々feat.アフロ”

何かを我慢することに慣れすぎて忘れてしまいそうになっている「感情」を、たった10分でこじ開けてしまう魔法のようなミュージックビデオ。現在地を確かめながらも、徐々に感情を回転させていくアフロの言葉とあら恋の音。人を傷つけるのではなく、慈しみ輝かせるためのエモーションが天井知らずの勢いで駆け上がっていった先に待ち構えている景色が、普段とは違ったものに見える。これが芸術の力だと言わんばかりに、潔く堂々と振り切っていて気持ちがいい。柴田剛監督のもと、タイコウクニヨシの写真と佐伯龍蔵の映像にも注目。(柏井)

  1. THE SPELLBOUNDがライブで示した、2人の新しいロックバンド像 1

    THE SPELLBOUNDがライブで示した、2人の新しいロックバンド像

  2. 中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿 2

    中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿

  3. 『プロミシング・ヤング・ウーマン』が映し出す、「女性の現実」 3

    『プロミシング・ヤング・ウーマン』が映し出す、「女性の現実」

  4. ジム・ジャームッシュ特集が延長上映 『パターソン』マーヴィンTシャツも 4

    ジム・ジャームッシュ特集が延長上映 『パターソン』マーヴィンTシャツも

  5. A_oから青い心を持つ全ての人へ 自由に、自分の力で生きること 5

    A_oから青い心を持つ全ての人へ 自由に、自分の力で生きること

  6. 地下から漏れ出すアカデミックかつ凶暴な音 SMTKが4人全員で語る 6

    地下から漏れ出すアカデミックかつ凶暴な音 SMTKが4人全員で語る

  7. 林遣都×小松菜奈『恋する寄生虫』に井浦新、石橋凌が出演 特報2種到着 7

    林遣都×小松菜奈『恋する寄生虫』に井浦新、石橋凌が出演 特報2種到着

  8. 『暗やみの色』で谷川俊太郎、レイ・ハラカミらは何を見せたのか 8

    『暗やみの色』で谷川俊太郎、レイ・ハラカミらは何を見せたのか

  9. ギャスパー・ノエ×モニカ・ベルッチ『アレックス STRAIGHT CUT』10月公開 9

    ギャスパー・ノエ×モニカ・ベルッチ『アレックス STRAIGHT CUT』10月公開

  10. 『ジョーカー』はなぜ無視できない作品なのか?賛否の議論を考察 10

    『ジョーカー』はなぜ無視できない作品なのか?賛否の議論を考察