窪塚洋介が6年ぶり単独CM出演 GLADDの新CMがオンエア開始

GLADDの新テレビCM「20時を待つ男 登場篇」「20時を待つ男 ダンス篇」が本日6月21日から全国放映されている。

la belle vieが運営するフラッシュセールサイトGLADDは、毎日20:00からセールを開催。両CMには窪塚洋介が出演しており、「20時を待つ男 登場篇」には、GLADDのセールを待つ窪塚が上着を脱いでソファーにジャンプする姿や、買い物を楽しむ窪塚の頭上に洋服が舞い降りるシーンなどが映し出されている。「20時を待つ男 ダンス篇」では、ショッピングを始めた窪塚の後ろで3人の女性が踊る場面や、窪塚がGLADDの「G」ポーズを披露する様子などが確認できる。窪塚の単独テレビCM出演は約6年ぶり。

挿入歌は斎藤ネコカルテットが担当。作曲を近藤達郎が手掛け、ヴァイオリンとして太田惠資、向島ゆり子、大谷舞が参加した。


窪塚洋介のコメント

CM撮影の感想
スタジオのセットの空気感というか質感だったり、オシャレさだったり、独特の雰囲気の中で撮影できているんで、すごく楽しいです。リハに時間をかけて、本番がすごく短く、こうやって短時間に集中して撮る、というやり方が映画の撮影と似ているなと思いました。一発勝負とは言わないですけれど、そこに全てを掛けるみたいな。
台本があってないようなところがあるので、その場の自分の閃きだったりアイディアを撮っていただいて、それが瞬く間に編集されて見れるっていう環境も新鮮だし、リハみたいな気分で本番をやって、本番みたいな気分でリハをやれって言葉があるけれど、それができないと歯車が合わない現場だと思うんで、すごくやりがいもありますし、クリエイティブな部分ですごくハードルの高いことをやってらっしゃるなと思うし、それを一緒に楽しめているから嬉しいです。
台本にない部分を監督から要求されていたが、どのような気持ちで臨んだか
俳優として、タレントとして、頑張って仕事するぞという思いで現場には来ているけれど、監督から要求されたときに「いま見せ場きているぞ」とは思わないというか。
直感的に反応していかないと形にならない現場だと思うので、お互いがやってきたことの高みでコラボレーションできている感覚があるので、それは楽しいです。
衣装についての感想
「これ着て」と言われて「了解」という感じなので、似合ってる似合ってないもプロに委ねてしまいます。なので、これをどうやったらよく見せられるかなとか、どうやったらみんながイメージしている世界観を超えていけるかなっていう部分を考えるのが自分の役割です。
家ではどんな風に着る服を選んでいるか
直感で選ぶことが多いですけれど、休みの日は一日パジャマ着ていたりします。「着替えなよ」と言われながら着替えないっていう日もあります。何年かガイドにしてる運勢本みたいなのがあって、それに載っているラッキーカラーをベースに組んだりもするし、貰ったばかりでまだ着ていない服があればそれを選んだり、最近はオーガニックな素材のものだったり、藍染めのものを好んで着てますね。
ECサイトは普段利用するか
アパレル関係者や、ファッションの仲間が昔からすごい多いので、あんまり使わなかったんです。頂きもの種族なんですよ。なので頂いたものを大事に着るっていうことが多いので、自分で服を探すっていうこともしてなかったんですけれど、ここ1、2年は新しいものへの渇望があって、見たりしますね。
最近ECサイトで購入したもの
オーガニック系の素材の洋服を買おうとしたんですけれど、結局店の人にあげるよと言われていただいちゃいました。
若いユーザーも多いGLADDだが、自身が若い頃はどのように買い物をしていたか
街に行って、手に取って、着てみて、買うか買わないか悩んで、渋谷原宿1周して、最後の最後に買わなかった、とかもありました。逆に、今の子たちは直感力というか、許容力というと違うかもしれないけど、「あ、この質感だったのね。まあいいや。」っていう受け入れる力が大きくなったんだと思います。“こだわること”と真逆にあるけれど、こだわりを捨てる・受け入れるっていうことも大事だなと思っています。
この人たちと“縁”があって頂いた服だから着ようとか、“縁”があるから普段着ないものでも着てみようとか、目の前の事実を自分の中で良いエネルギーに変えるっていうのが、楽しかったりもするし、大事だなと思います。もちろんファッションだけじゃなく生き方としても。そう考えると、若い子たちが持っている「見ずに買える」「着ずに買える」っていう能力は新しい世代が持っている才能なんじゃないかなと思います。
GLADDは毎日20時に新しいセールが開始するが、普段20時頃は何をしているか
ごはんを食べ終わって、娘にお風呂に一緒に入ってって言われて、それをはぐらかしているか、巻き込まれて入っているか。音楽を聴いているか、本を読んでるか。大体家にいます。
家にいながらウィンドウショッピングできる時代なので、街に出て自分の感覚で入った店では出会えない商品と出会える楽しみもECサイトにはあると思います。
CMは父の日の翌日にオンエアされるが、例年父の日にする特別なことはあるか
6月20日は娘の誕生日です。自分の親父もいる家族のLINEグループがあって、親父に感謝を述べるっていうことはするけれど、自分に何かっていうのはないですね。ただ息子とか家族から貰い物することはありますね。
父のような存在とは
この仕事をやってきて、父親のように色々なことを教えてくれて、男にしてくれたっていうと大げさかもしれないけれど、自分が大事にしている想い、仕事の仕方を教えてくれた人はたくさんいます。もういなくなっちゃった人たちもいるけれど、そういう一人一人の想いも力に変えて、ここにいると思います。
父や家族への贈り物でおすすめのものは
何でも嬉しいですけどね。それが軍手でも。プレゼントを選んでくれた時間が自分にとってはグッとくる要素。うちの場合ちょっと特殊な家庭だから、母親が違う子供たちが一緒に選んでくれたプレゼントなんだってことが分かるとグッとくるし。おれら仲良くなったねって。随分前にそうやって初めて家族がくれた財布は未だに使っているし、自分にとっては幸運のシンボルになっていたりする。
今回のCMを誰に見せたいか
人は選ばないので、見ていただける方に見てほしい。ただ見てくれた人に何かのきっかけとか、元気とかを渡せる、共有できるような作品になったらいいなって思います。
ファンへのメッセージ
アーティストやクリエイターが、自分たちの歴史を背負って作り上げている作品です。それをGLADDさんというテーブルの上で披露できる機会を得られたという気持ちです。ちょっと大げさだけれど、それくらいの気持ちで撮影に臨んでいます。それくらい純度の高い想いで作りました。
ECサイトで買い物をする時、こんな時代なんで、簡単に、特別な思い入れもなく買い物をすることもあると思います。でも、「何か特別な想いを持ってポチる」と「何となくポチる」は同じ行為でもとても違うと思います。皆さんが少しでも特別な想いを持って、日々暮らしていけるように願っています。自分もそうありたいです。
「GLADD に会えて I'm glad」

斎藤ネコのコメント

CMの感想
最初、何事か?と思いましたが謎の時計、そして「買う」という台詞でだんだんわかってきました。
昨今、説明的なCMが多い中でこのような”クリエイティブ”(もはや死語?)な作品と出会えて嬉しかったです。
きっとクセになるタイプのCMですね。流石、黒田監督。
今回の楽曲制作においてこだわった点
久々のCM仕事、近藤達郎氏作曲、ヴァイオリン4人、というオーダーでした。まさか4人で美しく、なんて事はないだろうと思い、早速近藤氏と確認をとりました。
“こだわり"その1
いろいろ話した結果、ハナシガイというヴァイオリンのDUOをご一緒している大御所・太田惠資氏、独特の活動を繰り広げ、特殊な録音の時に参加してくれている向島ゆり子さん、アイリッシュバンドDé Domhnaigh(ジェ・ドゥーナ)のメンバー、去年はリモートでインプロのセッションをやらせていただいた希望の若手・大谷舞さん、というそれぞれソロ活動をなさっている方々にお願いしました。
“こだわり”その2
4人それぞれに普段弦の録音で使わないようなマイクを3本ずつ立て、2nd Violinから始め、続いて1st Violinをダビングし、さらに追加のトラックも、と独特の音作りでインパクトあるものを目指しました。
とにかく盛り上がった現場で自由に弾いていただいた結果が今回の音です。天才、近藤達郎健在、でした。
ファンへのメッセージ
1度見たら忘れられないインパクトのあるCMです。毎日20時に何かが起こる、というのが日課になってしまいそうですね。20時のアラーム音にオススメします。(起床等にも活用可かも…)楽しく「買う」して下さい。

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