フェミニズムやジェンダーの視点から「女性作家」を考える『美術手帖』特集

特集記事「女性たちの美術史──フェミニズム、ジェンダーの視点から見直す戦後現代美術」が、7月7日刊行の『美術手帖』2021年8月号に掲載される。

同特集は、フェミニズムやジェンダーの視点から戦後美術史に介入し、「女性作家」を新たな方法で記述することを目指したもの。白人男性中心主義的な視点で編まれたものが「主流」「正典」とされてきた美術史とは異なる視座や方法を提示し、これまで周縁化されることの多かった「女性作家」を紹介する。

特集のメインパートを成す作家論では、日本にルーツを持ち、「前衛」の時代に新たな芸術を模索した1920年から40年代生まれのアーティストたちの作品とその独自性、作家としての戦略や足跡を解説。

さらに1950年から80年代生まれの作家の解説と世代を縦断する論考や、『フェミニズムズ/FEMINISMS』展のキュレーションを務める長島有里枝、高橋律子、参加作家の藤岡亜弥、風間サチコの座談会、『Viva Video! 久保田成子展』キュレーターの濱田真由美、橋本梓、西川美穂子、由本みどりの座談会、鈴木みのりと丸山美佳の対談、「フェミニズム美術史」の先駆者として知られるグリゼルダ・ポロックのロングインタビューなどが収録される。

登場作家は、田中敦子、山崎つる子、福島秀子、岸本清子、三島喜美代、田部光子、富山妙子、久保田成子、宮脇愛子、宮本和子、イトー・ターリ、アン・イーストマン、志賀理江子、桂ゆき、丸木俊、菅野聖子、堀尾昭子、芥川(間所)紗織、江見絹子、多田美波、岡上淑子、中谷芙二子、出光真子、塩見允枝子、斉藤陽子、林三從、杉浦邦恵、野中ユリ、合田佐和子ら。

執筆陣に吉良智子、加藤瑞穂、中嶋泉、香川檀、正路佐知子、山本浩貴、小田原のどか、富井玲子、北原恵、馬定延、檜山真有、内海潤也が名を連ね、聞き手や構成で建畠晢、杉原環樹、田村かのこが参加した。

書籍情報

『美術手帖』2021年8月号

2021年7月7日(水)発売 価格:1,600円(税抜) 発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
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