映画『ブルー・バイユー(原題)』が2022年に公開される。
『第74回カンヌ国際映画祭』ある視点部門に正式出品された同作は、韓国で生まれ、3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられたアントニオの物語。シングルマザーのキャシーと結婚し、娘ジェシーと3人で幸せに暮らしていたアントニオは、些細なことで警官とトラブルを起こして逮捕され、30年以上前の書類の不備により強制送還の危機に瀕するが、家族と離れたくないという思いからある決心をするというあらすじだ。原題は『Blue Bayou』。全米では9月17日から公開される。
映画『トワイライト』シリーズのジャスティン・チョンが監督、脚本、主演を務め、共演に『リリーのすべて』で『第88回アカデミー賞』助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル、マーク・オブライエン、リン・ダン・ファム、エモリー・コーエンが名を連ねる。
今回の発表とあわせてアメリカ版予告編が公開。幸せに暮らす3人が不幸に見舞われ、そこから必死に抜け出そうとする様子が映し出されている。
- 作品情報
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『ブルー・バイユー(原題)』
2022年公開監督・脚本:ジャスティン・チョン 出演: ジャスティン・チョン アリシア・ヴィキャンデル マーク・オブライエン リン・ダン・ファム エモリー・コーエン 配給:パルコ、ユニバーサル映画

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