ジャンフランコ・ロージ監督のドキュメンタリー『国境の夜想曲』が2月公開

映画『国境の夜想曲』が2022年2月から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。

『第77回ヴェネチア国際映画祭』コンペティション部門、『第33回東京国際映画祭』に正式出品された同作は、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯を舞台に、9.11米同時多発テロ、「アラブの春」に端を発し、侵略、圧政、テロリズムに翻弄されながらも、希望を見出して生きようとする人々の姿を捉えたドキュメンタリー。母親たちの哀悼歌、痛みを抱えた子供たち、精神病院の患者たちによる政治の無意味さについての演劇などが映し出される。原題は『Notturno』。

監督、撮影、音響は、『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』で『第70回ヴェネチア国際映画祭』金獅子賞、『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』で『第66回ベルリン国際映画祭』金熊賞を受賞したジャンフランコ・ロージ。通訳を伴わずに1人旅を続け、3年以上の歳月をかけて撮影したという。

ジャンフランコ・ロージ監督のコメント

『国境の夜想曲』は光の映画であり、暗闇の映画ではありません、人々の驚くべき、生きる力を物語っています。この映画は戦争の闇に陥った人間への頌歌です。ショパンの“夜想曲”のように、ここでも暗闇は口実であり、生きている者を響かせる機会を与えるものです。

作品情報

『国境の夜想曲』

2022年2月からBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開 監督:ジャンフランコ・ロージ 上映時間:100分 配給:ビターズ・エンド
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