冴えない高校生が音楽ライターに変身 映画『ビルド・ア・ガール』本編映像

映画『ビルド・ア・ガール』の本編映像が到着した。

10月22日から東京・新宿武蔵野館ほかで公開される同作は、作家、コラムニストのキャトリン・モランの半自伝的小説をもとにした青春ストーリー。UKロックシーンに旋風が巻き起こった1990年代前半のイギリスを舞台に、想像力と文才に長けた16歳の高校生ジョアンナが、大手音楽情報誌『D&ME』編集部のアドバイスにより嫌われ者の辛口批評家「ドリー・ワイルド」に変身して人気を得るも、徐々に自分の心を見失っていく姿を描く。学校では冴えない子扱いのジョアンナ役にビーニー・フェルドスタインがキャスティング。『ブリジット・ジョーンズの日記』などを手掛けたプロデューサーを筆頭に、メインスタッフは全て女性陣で構成された。

公開された本編映像は、兄クリッシーの勧めで『D&ME』への就職を決めたジョアンナが「ドリー・ワイルド」に変身するシーンを切り取ったもの。ジョーン・ジェットがプロデュースしたBikini Killの楽曲“Rebel Girl”が使用されている。

コーキー・ギェドロイツ監督は「この映画のサウンドトラックは文字通り、ジョアンナが成長していく過程のサウンドトラックであり、彼女の旅、一人の少女が自分を作り上げるまでのストーリーでもあります」とコメント。劇中では監督と原作者のキャトリン・モランが7万曲を超えるプレイリストから選出したという楽曲が起用されている。

作品情報

『ビルド・ア・ガール』

2021年10月22日(金)から新宿武蔵野館ほか全国で公開
監督:コーキー・ギェドロイツ 脚本:キャトリン・モラン 原作:キャトリン・モラン『How to Build a Girl』 出演: ビーニー・フェルドスタイン パディ・コンシダイン サラ・ソルマーニ アルフィー・アレン フランク・ディレイン クリス・オダウド エマ・トンプソン 上映時間:105分 配給:ポニーキャニオン、フラッグ
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