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福耳が話題のAirbnbで旅体験。普通とは違う出会いとライブをレポ

Airbnb『THE LIVE HOUSE』
インタビュー・テキスト
冨手公嘉
編集:野村由芽、山元翔一
福耳が話題のAirbnbで旅体験。普通とは違う出会いとライブをレポ

ライブハウスでも、スタジオでも見られない、聴けない、一夜限りのホームセッションがはじまる

宿に戻るとそれぞれの話を持ち寄りながら、リラックスしたムードで談笑し、一夜限りのパフォーマンスの準備を進める。照明に先ほど手作りしたひょうたんランプを吊るし、会場を飾りつけていく。

福耳にとって「旅先で音楽を奏でる」というのはもちろん初めてのこと。今回の「バンドのツアー」と「プライベートの旅行」の2つの要素が混じり合うような非日常的体験を前に、常田と松室は以下のように語っていた。

常田:ツアーは決まったメンバーで行動し、待っているお客さんのもとへ出向き、お客さんが満足して帰ってもらえるよう演奏する。プライベートの旅行は自分で決めて、いわば自分が出会いや刺激を待っているような部分が大きいのかなと。なのでその2つが組み合わさるとしたら、感動のチカラは大きいだろうなと想像します。

でも、もしかしたら全く別のものになるのかもしれません。むしろ今回のライブはお客さんが目の前にいるわけではないので、より新体験な気もします。

松室:音楽ツアーは、それぞれの土地で自分の音楽がどう受けとめられているか感じることができる。旅行は自分が何も考えずに、その場その場でしたいことができる。そういう意味で、今回のライブではより自然体な空気感で届けることができるんじゃないかと思います。

リラックスして談笑する面々
リラックスして談笑する面々

今回のライブはライブハウスでの演奏と異なり、常田とさかいが使用したエレピ以外はすべてアコースティックで行われた。さらに音のバランスを調整するPAも今回は不在。そのため、それぞれが近くにいる人、遠くにいる人の音を意識し合いながら演奏しなくてはならない。スピーカーやモニターなどの音響設備はなく、楽器そのものからこの家の柱や畳などの床の反響がダイレクトに伝わり、それがそのまま音として配信されていくのだ。

大橋:キャンプファイヤーの時みたいに、みんなとのんびりゆったりリラックスしながらライブが出来たらいいなぁと思います。

さかい:そうですね、自宅でほろ酔いのときに、友達の前でリラックスして歌ってる感じのライブにしたいです。

ライブ前にそう語り合った2人。今回のライブは仲間との旅のムードも相まって、他では見ることのできないリラックスした5人の姿を見ることができた。

大橋卓弥

まるで彼らの家に集まり、「『部屋着』の音楽」と言えるような、親密な演奏を見ることができるのは、音楽のはじまりそのものの瞬間に立ちあうような心持ちだった。5人は入念に歌のフレーズを確かめ合い、この日の特別な音の響き自体を楽しみながら、セッションを続ける。今回の旅の総集編となるような音を鳴らす瞬間が刻一刻と迫ってきた。

「家」が「ライブハウス」になる瞬間に立ち会う。福耳の一夜限りのパフォーマンス

「お待たせしました! 5分後に本番開始です!」。スタッフの声がかかると「はーい!」と士気高く、最後のリハーサルを行う。一夜限りのスペシャルライブがはじまりを迎えた。

ライブは、さかいゆうの楽曲“薔薇とローズ”で幕開け。さかいの「せーの!」というかけ声から奏でられる、ややレイドバックしたエレピのコード音に呼応するように他のメンバーも音を重ねていく。大橋や杏子の豪華なコーラスワークが主旋律を支えて福耳のアンサンブルができあがる。途中、常田が奏でるピアニカの軽快なフレーズが絡み、演奏に華やかさを添えていた。

さかいゆう
さかいゆう

2曲目は、松室政哉の楽曲“写真少年の憂鬱”。松室がアコースティックギターをかき鳴らす傍ら、大橋がカホンでリズムセクションを担当していた。松室のまっすぐで伸びやかなファルセットが山の麓に伸びていく様が、詩世界と相まって夏の甘酸っぱい思い出を想起させる。演奏後に松室は、「この窓を開け放った空間で歌ったら泣きそうになってしまいました」と感慨深げに語っていた。

松室政哉
松室政哉

MCを挟みながら、ライブ後半戦に進んでいく。「ちょっとゆったりやりますか」という大橋の一言からはじまったのは、スキマスイッチの“全力少年”。普段とは異なるアレンジによって彼らの名曲が新しい表情を見せていく。このパフォーマンスは、福耳というスペシャルなバンドにしか出せない演出だ。

スキマスイッチ
スキマスイッチ

演奏後は視聴者からの質問コーナー。この旅の感想を問われると「本には載ってない現地のプチ情報を知れるのは『Airbnb』ならでは。ホストさんごと、泊まる宿ごとに違う表情がある」とさかいが充実した旅の感想を伝える。

「『Airbnb』には島を丸ごと貸切できるところもあるから、スキマさんに借りてもらって、今度みんなでキャンプしよう」と杏子がけしかけ、「兄さん(山崎まさよし)、姉さん(杏子)もいるのになんでや(笑)」と大橋が答える。メンバー間の仲の良さを窺い知ることができるやりとりだった。

左から:杏子、常田真太郎
左から:杏子、常田真太郎

4曲目を披露する頃には、外が暗くなってきていた。最後の演奏を名残惜しそうにしていたが、杏子の歌いだしで“星のかけらを探しに行こうAgain”を披露。この旅で購入したというプリザーブドフラワーとドライフラワーを重ねて作られたリースを持ちながら、楽しげに舞い踊る杏子の姿が印象的だった。

ひと夏の貴重な旅を味わい尽くすメンバーが奏でた音楽は、虫の鳴く声とともに山の麓にこだましていった。アンコールを望むファンのコメントが多数寄せられていたが、惜しまれつつも、一夜限りのパフォーマンスが幕を閉じた。9月23日に開催される『Augusta Camp 2017』がいっそう楽しみになる演奏だった。

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キャンペーン情報

Airbnb×福耳×Awesome City Club
『THE LIVE HOUSE』

おうちには、派手な照明も質のいい音響もないけれど、気取らずに歌える自由がある。寝っころがって聴く自由がある。いつもと違う景色を見て、地元の人とふれあって。旅をしたから生まれる音楽。この夏、Airbnbが新しい旅のカタチをお届けします。

プロフィール

福耳(ふくみみ)

杏子、山崎まさよし、スキマスイッチらオフィスオーガスタ所属アーティストからなるスペシャルユニット。シンガーソングライターのユニットならではの、確かな演奏力と歌声のハーモニーが魅力。前作から5年ぶりとなるファン待望のニューシングル「ブライト / Swing Swing Sing」を8月23日(水)にリリース。

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(山元)

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