特集 PR

Meikの可能性。ダンサーのキャリアを経たからこそ歌える歌がある

『Meik Christmas Live 2018「-Make a Wonderful Day-」』
テキスト
沖さやこ
編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部)
2019/01/11
Meikの可能性。ダンサーのキャリアを経たからこそ歌える歌がある

EXILEのバックダンサー、J☆Dee'Zを経て、ソロアーティストとして活動中

シンガーにもいろんなスタイルがある。ギターを持って歌う人間もいれば、ハンドマイクやマイクスタンドでピンボーカルを務める人間も、ダンスをしながら歌う人間もいる。特にシンガーにおける「ダンス」の意義や価値観、重要性、比重は様々だ。

18歳の現役高校生シンガー・Meikは、ボーカル&ダンスグループのJ☆Dee'Zの元メンバー。2016年レッスン中にろっ骨を骨折したことで活動休止し、同年J☆Dee'Zを卒業、ソロ活動をスタートさせた。2018年12月21日に渋谷club asiaで開催された彼女のワンマンライブを観て思ったことは、彼女にとってダンスとは呼吸であり感情表現、すなわち魂そのものなのではないかということだ。

Meik。『Meik Christmas Live 2018「-Make a Wonderful Day-」』にて
Meik。『Meik Christmas Live 2018「-Make a Wonderful Day-」』にて

それもそのはず、彼女のキャリアはJ☆Dee'Zよりも前にさかのぼる。5歳から地元の静岡でダンススクールに通い、主にヒップホップダンスを習得。選抜ダンサーとして東京キッズダンスコンテストへ出演することもあった。小学2年生で、EXILEの事務所としても知られるLDHが開校したダンス&ボーカルスクール・EXPG STUDIOの特待生オーディションに合格。何百人もの応募から選ばれたのは彼女を入れて2名で、特に彼女は史上最年少での大抜擢だった。

小学3年生からスクールに通い始めた彼女は、その後EXILEのバックダンサーとして全国のホールやアリーナ、ドームコンサートに帯同する。その生活のなかで「いつかメインアーティストとして、ステージに立って歌って踊りたい」と思い始め、ソロ活動をスタートさせた頃から本格的に歌と向き合うようになった。つまりMeikは、キャリアによる成熟とニューカマーとしての可能性が同居したアーティストなのだ。

ダンススキルを身に付けているからこその「歌」

やはりダンスパフォーマンスは圧巻だった。彼女がルーツと公言しているマイケル・ジャクソンのナポレオンジャケットを模した衣装で登場すると、男女ダンサー4人とともに、足先や指先はもちろんロングヘアの揺れ方まで計算された、その卓越したダンススキルで魅了する。1曲目“パーティーガールズ”ではサビで観客が踊れる振りを、2曲目“今夜はメイクミーラブユー”ではテツandトモの「なんでだろう」を取り入れるなど、ダンスをコミュニケーションツールとして扱う側面も見せていた。

Meik。『Meik Christmas Live 2018「-Make a Wonderful Day-」』にて
ライブ前には、振り付け&声出しのレクチャー動画が公開されていた

彼女は小学生のとき、実家の静岡から東京までレッスンに通っていたほどの努力家だ。シンガーとしてのキャリアはダンスに比べると浅いとはいえ、その力量は上がり続けている。リズムを乗りこなしたグルーヴィな歌声はさすがダンサー。CDに収録されている歌声とは別人かと思うほどでもある。

それはレコーディング時からスキルを上げているという考え方もできるが、ここでひとつ唱えたいのが「彼女の歌はダンスから生まれるものなのではないか?」という仮説だ。ダンスで身体があたたまればあたたまるほど、彼女の歌声も煽りの声も生命力を放つ。“Boom Boom Baby ~愛はまだわからない~”では全身を振り絞って歌う姿が印象に残った。アーティスト活動開始の動機が「人前でパフォーマンスをすること」ということも加味すると、やはりライブの場は彼女のポテンシャルを十二分に発揮できる場所なのだろう。

Meik。『Meik Christmas Live 2018「-Make a Wonderful Day-」』にて
Meik“Boom Boom Baby ~愛はまだわからない~”(Apple Musicはこちら

Page 1
  • 1
  • 2
次へ

イベント情報

『Meik Christmas Live 2018「-Make a Wonderful Day-」』

2018年12月21日(金)
会場:東京都 渋谷 club asia

リリース情報

Meik
『Make Cheer』(CD)
Meik
『Make Cheer』(CD)

2018年7月25日(水)発売
価格:2,000円(税込)
POCS-1706

1. Feeling Good
2. Timing
3. Boom Boom Baby ~愛はまだわからない~
4. Shining Star
5. 恋するハート・ショット -Make Cheer EDIT-
6. 有機体
7. Just Move Your Soul

プロフィール

Meik
Meik(めいく)

高校3年生、静岡出身。キッズダンサー時代からHIP HOPダンサーとしての実力はトップレベルを誇り、数多くの雑誌やメディアでも取り上げられ、デビュー前から数多くのトップアーティストのMusic Videoにも出演。2013年にソニーレコーズより4人組ダンスボーカルグループJ☆Dee'Zのメンバーとしてメジャーデビューし、2016年11月にグループを卒業。J☆Dee'Z時代を経て、Meikは自身の目指すアーティスト像を追求するために動き出し、ソロ活動を開始。2017年7月26日にMeikのブラックフィーリング満載のミニアルバム『Make It Happen』でソロデビュー。2018年7月25日には2ndミニアルバム『Make Cheer』をリリース。キュート&ワイルドな18歳とは思えぬ迫力のライブパフォーマンス力を持つ。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

あらかじめ決められた恋人たちへ“日々feat.アフロ”

何かを我慢することに慣れすぎて忘れてしまいそうになっている「感情」を、たった10分でこじ開けてしまう魔法のようなミュージックビデオ。現在地を確かめながらも、徐々に感情を回転させていくアフロの言葉とあら恋の音。人を傷つけるのではなく、慈しみ輝かせるためのエモーションが天井知らずの勢いで駆け上がっていった先に待ち構えている景色が、普段とは違ったものに見える。これが芸術の力だと言わんばかりに、潔く堂々と振り切っていて気持ちがいい。柴田剛監督のもと、タイコウクニヨシの写真と佐伯龍蔵の映像にも注目。(柏井)

  1. 2003年生まれのLAUSBUBが語る 人生を変えたテクノとの出会い 1

    2003年生まれのLAUSBUBが語る 人生を変えたテクノとの出会い

  2. アニメと共振するテン年代のUSラッパーたち。響き合う作品世界 2

    アニメと共振するテン年代のUSラッパーたち。響き合う作品世界

  3. B'zが松本隆トリビュートアルバムで“セクシャルバイオレットNo.1”カバー 3

    B'zが松本隆トリビュートアルバムで“セクシャルバイオレットNo.1”カバー

  4. 窪塚洋介×太田信吾 肛門へ射し込む希望の光。健康と生活を考える 4

    窪塚洋介×太田信吾 肛門へ射し込む希望の光。健康と生活を考える

  5. Adoが歌唱出演 タマホーム新CM「ハッピーソング Ado篇」放送開始 5

    Adoが歌唱出演 タマホーム新CM「ハッピーソング Ado篇」放送開始

  6. 中川政七商店と隈研吾がコラボ 『Kuma to Shika』全10アイテム限定販売 6

    中川政七商店と隈研吾がコラボ 『Kuma to Shika』全10アイテム限定販売

  7. レイ・ハラカミ没後10年 プラネタリウム作品『暗やみの色』を再上映 7

    レイ・ハラカミ没後10年 プラネタリウム作品『暗やみの色』を再上映

  8. YOASOBI×ユニクロ「UT」のコラボTシャツが7月販売 無料配信ライブも 8

    YOASOBI×ユニクロ「UT」のコラボTシャツが7月販売 無料配信ライブも

  9. ヒップホップ・南米音楽との融合『NOMAD メガロボクス2』 9

    ヒップホップ・南米音楽との融合『NOMAD メガロボクス2』

  10. 黒人ゲイ男性として生きる人々描く記録映画『タンズ アンタイド』無料配信 10

    黒人ゲイ男性として生きる人々描く記録映画『タンズ アンタイド』無料配信