田中鮎美

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現在ノルウェー在住の日本人ピアニスト/作曲家。
3歳から高校卒業までヤマハ音楽教室にてエレクトーンを学ぶ。ジュニアエレクトーン・コンクール優勝、海外でのコンサートなどに出演し、世界の人々と音楽を通じて交流できる喜びを体感する。その後、ピアノに転向。自身の音楽表現を探し求めるうちに北欧の音楽に惹かれ、2011年8月よりオスロにあるノルウェー国立音楽院 ( Norwegian Academy of Music ) のジャズ・即興音楽科にて学び、学士号と修士号を取得。その間、生前のミシャ・アルぺリン(ウクライナ出身のコンポーザー/ピアニストでECMからも多数アルバムをリリース)に師事し、大きな影響を受ける。
2013年にポール・ニルセン・ラヴ・ラージ・ユニットやアリルド・アンデルセンとのデュオなどで活躍し注目される若手ベーシスト、クリスティアン・ メオス・ スヴェンセンと、ヘルゲ・リエン・トリオ、クリスティアン・ヴァルムー・アンサンブルなど様々なバンドで活躍し、過去6回のノルウェーのグラミー賞受賞経験を持つドラマー、ペール ・オッドヴァール ・ヨハンセンと共に田中鮎美トリオを結成、2016年にアルバム『Memento』でデビュー。同年に別のトリオでもセカンド・アルバム『3 pianos』をリリースしている。また、2018年にリリースされたトーマス・ストレーネンのプロジェクト、Time is a Blind Guideのメンバーとしてアルバム『Lucas』に、そして今年4月にリリースされたストレーネンとのトリオ作品『Bayou』と、これまで2作のECM作品に参加している。両作共にプロデューサー、マンフレート・アイヒャーのもとで録音が行われた。
そのような活動を経て、トリオ第1作目に興味を持ったマンフレート・アイヒャーに最新録音音源を送ったところ、彼の耳に留まり、ついに今秋、田中鮎美トリオでの2枚目となる本作をECMからリリースすることが決定。
これまでも日本、インド、ドイツ、北欧、アメリカ、ブラジルなどで様々なアンサンブルと国際的な演奏活動を続けている田中の魅力が本作でさらに世界的に注目されることは間違いない。(「BIOGRAPHY - 田中鮎美|ユニバーサル ミュージックジャパン公式サイト」より)

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