渋谷慶一郎新作、全篇ピアノソロで綴る初のアコースティックアルバム『ATAK015 for maria』

渋谷慶一郎が、9月11日(水)にニューアルバム『ATAK015 for maria』をリリースする。

渋谷は、音楽家としての活動ほか、レーベル「ATAK」の主宰、サウンドインスタレーションの発表などで、常に電子音楽の最先端を開拓してきた存在。また、ピアニスト・高橋悠治とデュオ作品をリリースしたほか、先日の相対性理論の自主企画「解析 I」にも招かれるなど、様々な層から支持されている。

約2年7ヶ月振りのフルアルバムとなる今作は、三次元立体音響CDとして話題を呼ぶなどしたこれまでの作品と違い、自身が作曲・演奏したピアノソロによる完全なアコースティックアルバム。アルバムタイトルにもなっている「for maria」は、渋谷の亡き妻であるmariaに捧げるという意味を持っているという。

「シンプルな構成だが<楽曲>としての高い精度とともに、音響的な精度を同時に実現する」という部分に徹底的にこだわった結果、まったく新しい印象のピアノアルバムに仕上がった今作は、渋谷自身、「こんなに音がいいピアノのCDを僕は知らない。今聴きたい音が全部入っている」と語っている自信作だ。

Keiichiro Shibuya
『ATAK015 for maria』

2009年9月11日発売
価格:2,500円(税込)
ATAK ATAK015

1. for maria
2. BLUE
3. sky riders
4. Blue fish
5. angel passed
6. painful
7. open your eyes
8. Ida
9. when attitudes become form
10. one plus two
11. untitled
12. wht
13. erosion
14. our music

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