柴幸男新作『テトラポット』は海に近い町が舞台の男女群像劇、北九州で新境地に挑む

福岡・北九州芸術劇場のプロデュース公演『テトラポット』が、2月20日から北九州芸術劇場、3月2日から東京・池袋のあうるすぽっとで上演される。

同作は、国内の第一線で活躍する劇作家・演出家が北九州に約1ヶ月滞在し、地元の俳優と作品を創ることを特徴に、2008年からはじまった『北九州芸術劇場プロデュース』公演シリーズの5作目。作品に「北九州らしさ」が含まれていること、北九州芸術劇場のスタッフを中心とした制作布陣であることなども特徴のひとつだ。

今回同シリーズに挑むのは、2010年に戯曲『わが星』で『岸田國士戯曲賞』に輝いた劇作家・演出家の柴幸男。海に面する北九州からインスパイアされた男と女の群像劇になるという『テトラポット』について柴は「新境地に挑戦してみたい」と語っており、時間や音楽を巧みに用いた舞台で定評のある柴が、約100人の中からオーディションで選ばれたキャストを中心にした12人とどのような舞台を創り上げるのか注目が集まる。

チケットは北九州公演、東京公演共に現在発売中。

北九州芸術劇場プロデュース
『テトラポット』

北九州公演
2012年2月20日(月)~2月26日(日)全9公演
会場:福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

東京公演
2012年3月2日(金)~3月4日(日)全4公演
会場:東京都 池袋 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)

作・演出:柴幸男(ままごと)
出演:
大石将弘(ままごと)
寺田剛史(飛ぶ劇場)
荒巻百合
折元沙亜耶
古賀菜々絵
高野由紀子(演劇関係いすと校舎)
多田香織(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
谷村純一
原岡梨絵子(劇団ショーマンシップ)
ヒガシユキコ
藤井俊輔(劇団ルアーノデルモーズ)
米津知実(劇団コギト)

料金:
前売 一般3,000円 学生2,500円
当日 一般3,500円 学生3,000円
北九州プレビュー公演 一般2,000円 学生1,500円
※学生(小~大学生)は要学生証提示

(画像:『テトラポット』イメージ画像(撮影:木寺一路))

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