赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼ら第7次椿会による「初心」テーマの『椿会展』

第7次椿会のメンバーによるグループ展『椿会展 2014- 初心 -』が、4月10日から東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。

「椿会」は1947年から行われている資生堂ギャラリーを代表するグループ展で、メンバーを入れ替えながら70年近くにわたり継続されてきた。第7次椿会のメンバーは、赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子の5人。『椿会展 2014- 初心 -』は、「3.11」を経験して再び前に進んでいく過程において、「初心とは何か」「ものづくりのきっかけは何だったのか」を問い直す時期にあるのではないかというメンバーの思いから、「初心」をテーマに年1回の展覧会を5年連続して開催するシリーズの2回目となる。

赤瀬川は約90枚のクラシックカメラの鉛筆画、畠山は自然の中の人工物を捉えた写真の連作、内藤は色彩の始まりを表現した絵画『color beginning』の新作、伊藤は人間の傍に生息する生き物の暮らしをテーマにした『みえない土地の建築物』のための新作ドローイング、青木は植物の水彩画の新作を出展する。

また、関連イベントとして5月9日に東京・銀座の花椿ホール3Fで、畠山と哲学者で宮城・仙台のせんだいメディアテーク館長・鷲田清一による対談が行われる。なお、展覧会のロゴは仲條正義が手掛け、毎年新たなデザインになるとのこと。

イベント情報

『椿会展 2014- 初心 -』

2014年4月10日(木)~5月25日(日)
会場:東京都 銀座 資生堂ギャラリー
時間:火~土曜11:00~19:00、日曜・祝日11:00~18:00
休廊日:月曜(祝日が月曜にあたる場合も休館)
料金:無料

ギャラリートーク
『対談:畠山直哉×鷲田清一』

2014年5月9日(金)18:00~20:00
会場:東京都 銀座 花椿ホール
定員:150名(要申込)
料金:無料

(画像:『椿会展 2013』 展示風景 撮影:畠山直哉 参考写真)

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