『攻殻ARISE』第3弾エンディング主題歌はショーン・レノンが歌唱、作曲は小山田圭吾

6月28日から全国劇場で公開されるアニメ作品『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』のエンディングテーマを、ショーン・レノンと小山田圭吾が担当していることがわかった。

『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』は、『攻殻機動隊』の新作シリーズ『攻殻機動隊ARISE』の第3弾作品。恋人との休暇を過ごしていた全身サイボーグの草薙素子のもとに、バトーから爆弾テロの知らせが届けられたことをきっかけにした物語が描かれる。

エンディングテーマとなる“Heart Grenade”は、「ショーン レノン コーネリアス」名義で発表される楽曲。以前から『攻殻機動隊』シリーズのファンだったというショーン・レノンが作詞と歌を担当し、作曲は『攻殻機動隊ARISE』シリーズの劇中音楽を担当する小山田が手掛けている。なお今回の発表にあわせて、「草薙素子のフィギアと2ショットの写真を撮って下さい」というリクエストに応えたというショーンの写真も公開されている。

ショーン・レノンのコメント

「Heart Grenade」を最初に聞いた時は、彼の作ったメロディーはとても洗練されていて、歌詞をのせるのはむずかしそうだな、と少し懸念した。圭吾は、『border:3 Ghost Tears』が、殺しを依頼された男が、その標的であるサイボーグ(義体)と恋に落ちるストーリーだと話してくれた。そのテーマに隠された内容がとても印象的で、すぐにインスピレーションが湧いて来て、それからはとてもスムーズに詩ができていった。『border:3 Ghost Tears』の脚本を読んで、人が造る“サイボーグ”の命、感情、権利等の概念は、現在、そして未来においても、しっかりと向き合わなければならない重要な問題だと思った。命とは何なのか、本当の意識とは何なのか…僕たちは、真剣に考えなければならない。だからこそこの物語のテーマは、とても深遠で興味深いと思った。そもそも僕は、日本のアニメーションが大好き。「攻殻機動隊」も、最も好きな作品の一つだ。周りにいるアメリカの友人たちも「攻殻機動隊」は大好きで、僕がこの作品の音楽を担当することをとても喜んでくれているよ。

CORNELIUSのコメント

ヨーコさんのLIVEでロンドンにショーンと近況を話していて、攻殻機動隊の話をしたら彼がファンだというので、参加してもらったらいいかなと思って昨年夏、誘ってみました。以前からYoko Ono Plastic Ono BandやChimera関係で一緒に演奏する機会は多かったのですが、自分の曲で歌ってもらうのは初めてです。彼は元々攻殻機動隊を知っていたので、世界観を良く理解した歌詞を書いてくれました。今回はラブストーリーですから、ショーンのスウィートな歌声がマッチしていると思います。

作品情報

『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』

2014年6月28日(土)から全国劇場で公開
総監督:黄瀬和哉
監督:竹内敦志
原作:士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社)
脚本・シリーズ構成:冲方丁
アニメーション制作:Production I.G
音楽:CORNELIUS
エンディングテーマ:ショーン レノン コーネリアス“Heart Grenade”
声の出演:
坂本真綾
塾 一久
松田健一郎
新垣樽助
咲野俊介
中國卓郎
上田燿司
中井和哉
沢城みゆき
浅野まゆみ
配給:東宝映像事業部

(画像:©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会)

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