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視覚や知覚を刺激する「動く芸術」紹介、『キネティック・アート展』にムナーリら

『不思議な動き キネティック・アート展~動く・光る・目の錯覚~』が、7月8日から東京・新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催される。

キネティックアートとは、機械仕掛けで動作・発光する作品や、目の錯覚や見る人の視点によって動いているように見える作品など、作品に「動き」を取り入れたアート。「動く芸術」という発想の起源は20世紀初頭の未来派の作家などに遡ることができ、発達する科学技術を芸術に取り込む気運が高まった1950年後半から60年代にかけて、新しい美術分野として定着したという。

同展では、1960年代にイタリアを中心に展開したキネティックアートを総合的に紹介。目の錯覚などの特殊な視覚効果を計算した抽象絵画や、多様な素材を媒介に線や形が重なり合うことで生じるモアレなどの視覚体験をもたらす作品、風力や磁力、電力などを利用して実際に動いたり光ったりする作品など約90点が展示される。出展作家は、ブルーノ・ムナーリをはじめとするイタリア人作家や、ヨーロッパで活動した作家など35人となる。


イベント情報

『不思議な動き キネティック・アート展~動く・光る・目の錯覚~』

2014年7月8日(火)~8月24日(日)
会場:東京都 新宿 損保ジャパン東郷青児美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
出展作家:
ジョセフ・アルバース
ヴィクトル・ヴァザルリ
フランコ・グリニャーニ
マリーナ・アポッローニオ
ダダマイーノ
ジョエル・スタイン
ジュリオ・ル・パルク
オラシオ・ガルシアロッシ
フランシスコ・ソブリノ
アルベルト・ビアージ
トーニ・コスタ
エドアルド・ランディ
エンニオ・キッジョ
マンフレド・マッシローニ
ゲトゥーリョ・アルヴィアーニ
ジョヴァンニ・アンチェスキ
ガブリエレ・デ・ヴェッキ
ジャンニ・コロンボ
ダヴィデ・ボリアーニ
グラツィア・ヴァリスコ
アントニオ・バッレーゼ
アルフォンソ・グラッシ
ジャンフランコ・ラミナルカ
アルベルト・マラニョーニ
ユーゴ・デマルコ
ナンダ・ヴィーゴ
ブルーノ・ムナーリ
エンツォ・マリ
ラファエル・ソト
フランソワ・モルレ
カルロス・クルスディエス
ナンダ・ヴィーゴ
マルチェッロ・モランディーニ
ユーゴ・デマルコ
ルートヴィヒ・ヴィルディング
料金:一般1,000円 大・高校生600円 65歳以上800円
※中学生以下無料、障害者手帳の提示により本人とその介護者1名は無料
※被爆者健康手帳をお持ちの方は本人のみ無料

(画像上から:フランコ・グリニャーニ『波の接合 33』 1965年 油彩・カンヴァス、ダダマイーノ『ダイナミックな視覚のオブジェ』 1962年 アクリル・アルミニウム薄板・板、エンニオ・キッジョ『線の干渉 0(正方形+円)』 1966年 吹付塗装した透明アクリル樹脂・木製額、トーニ・コスタ『交錯』 1967年 ポリ塩化ビニルのレリーフ・板)

フランコ・グリニャーニ『波の接合 33』 1965年 油彩・カンヴァス
フランコ・グリニャーニ『波の接合 33』 1965年 油彩・カンヴァス
ダダマイーノ『ダイナミックな視覚のオブジェ』 1962年 アクリル・アルミニウム薄板・板
ダダマイーノ『ダイナミックな視覚のオブジェ』 1962年 アクリル・アルミニウム薄板・板
エンニオ・キッジョ『線の干渉 0(正方形+円)』 1966年 吹付塗装した透明アクリル樹脂・木製額
エンニオ・キッジョ『線の干渉 0(正方形+円)』 1966年 吹付塗装した透明アクリル樹脂・木製額
トーニ・コスタ『交錯』 1967年 ポリ塩化ビニルのレリーフ・板
トーニ・コスタ『交錯』 1967年 ポリ塩化ビニルのレリーフ・板
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