ドラマ『アオイホノオ』続報、山本美月が原作・島本和彦の指名で大阪弁ヒロインに挑戦

7月18日からテレビ東京系で放送される島本和彦原作の連続ドラマ『アオイホノオ』の追加キャストとビジュアルが発表された。

同作は、島本の大学時代をもとにした1980年代の若者たちを描く群像劇。ドラマ版では、『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られ、自らの演出方法を「島本メソッド」と呼ぶなど、島本作品から影響を受けた福田雄一がの監督・脚本を担当する。

今回発表されたのは、柳楽優弥が演じる主人公・焔モユルが想いを寄せるヒロイン・森永とんこ役の山本美月。自意識過剰なモユルを大阪弁で励ましたり、的確なツッコミや分析などをする役柄となる。原作者・島本和彦から指名を受けたという山本は、同作で初めて連続ドラマのヒロインを演じる。

また今回発表された追加キャストには、『邪神伝説シリーズ』『ネコじゃないもん!』などで知られる漫画家・矢野健太郎をモデルにした矢野ケンタロー役を演じる浦井健治、アニメーション制作会社ボンズの代表取締役・南雅彦をモデルにした南マサヒコ役を演じる遠藤要のほか、黒島結菜、大水洋介(ラバーガール)、足立理、川久保拓司、上地春奈、ぎたろー(コンドルズ)、佐藤二朗、きたろうが名を連ねている。


山本美月のコメント

福田組に参加させていただくのは今回2回目となるのですが、前回同様、明るくとても楽しい現場で、スタッフやキャストの皆様に恵まれているこの組でドラマ初ヒロインをやらせていただけて嬉しいです。大阪弁はとても難しくて苦戦していますが、楽しく学べたらと思います。

福田雄一監督のコメント

札幌の島本先生の事務所にドラマ化のお願いをしに伺った際、島本先生と、僕の作品をよく見てくれている島本先生の三男から1人だけキャストの指定を受けたんです。それが、とんこさん役の山本美月さんです。なので、山本美月さんが受けてくださらなかったらそもそも島本先生サイドから許可が下りず、ドラマが成立していなかった可能性があるという(笑)。実際、現場に入ってからの山本さんですが、衣装合わせ・現場での演技、その一つ一つがうなづけるんです。山本さんを推した島本先生の三男やるな!と(笑)。あと今回僕が大事だなと思っているのは、漫画の声が浮かぶということなのですが、山本さんはとんこさんのトーンと喋り方を忠実に演じてくれていると思います。また、何より一番キーになるのは、<こんな女性がいたら惚れてまうやろ!>っていう魅力があるところだと思います!

島本和彦のコメント

とんこさんのキーワードはいくつかあると思うんです。大阪弁ですとか、身体がとても細いところとか。ただ、やっぱり一番大事なのは、いい意味で近くにいたら緊張する人ってところかなと思います。映画「女子―ズ」の時に会って、高級感・存在感があった山本さん。とんこさん役としてすごく良いと思いますね。僕は、山本さんとある媒体で対談したことがあるんです。その時に気付いたのですが、横顔のラインがメーテルにそっくりなんですね。「アオイホノオ」の中で松本零士先生のメーテルを描いたのですが、メーテルって鼻から口にかけてが不思議なラインなんですよ。でも、メーテルも山本さんもすごい美人!…これは、まだどこにも言ってない話です(笑)。

イベント情報

ドラマ24『アオイホノオ』

2014年7月18日(金)からテレビ東京系で放送開始
監督・脚本:福田雄一
原作:島本和彦『アオイホノオ』(小学館)
出演:
柳楽優弥
安田顕
ムロツヨシ
中村倫也
黒島結菜
浦井健治
大水洋介(ラバーガール)
足立理
川久保拓司
遠藤要
上地春奈
ぎたろー(コンドルズ)
佐藤二朗
きたろう
ほか

  • HOME
  • Movie,Drama
  • ドラマ『アオイホノオ』続報、山本美月が原作・島本和彦の指名で大阪弁ヒロインに挑戦

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて