山田孝之が赤羽の住人や綾野剛らと交流、漫画『東京都北区赤羽』に触発された密着番組

ドキュメンタリー番組『山田孝之の東京都北区赤羽』が、2015年1月9日からテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送される。

今年の夏に撮影されたという同番組は、役と自分を切り離すことができなくなり、苦悩していた山田孝之に密着したもの。東京・赤羽の珍名所の紹介や実在する赤羽の住人たちとの交流を描いた清野とおるの漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』に感銘を受けた山田が、赤羽で清野や漫画に登場する住人たちと交流しながら、「本当の山田孝之」を求めて葛藤する姿を描く。さらに、親友の綾野剛や、やべきょうすけ、大根仁、吉井和哉ら山田が尊敬する先輩たちとの交流も捉えている。

監督・撮影は、漫画を読んだ山田から自宅に呼び出されたという山下敦弘が担当。山下は、自身が撮影した映像素材をもとに、友人である松江哲明と共に作品化した。オープニングテーマは、スチャダラパーの“中庸平凡パンチ”となる。

山田孝之のコメント

今振り返って見てみるとあの時期はやはり相当参っていたのだなぁ、結構ヤバい所まで行ってしまってたのだなぁと思った。しかしそんな自分の姿がどうやら人から見ると面白いらしいので、面白いならいっかと今回の形に収まりました。

山下敦弘監督のコメント

俳優、そして人間としての山田孝之にカメラを向け、振り回され、自分自身を見失った2014年の夏でした。そんな膨大な夏の記録を盟友・松江哲明監督との共同作業により、“連続ドキュメンタリードラマ”として形を成し、放送出来ることを嬉しく思っています。密着ドキュメンタリーという方式なので、時折監督である自分も写り込んでしまい、正直あまり見られたくない気持ちもありますが、それ以上にあそこまで自分をさらけ出した山田孝之本人が放映の許可を下ろしてくれたので、自分の醜態をさらけ出す覚悟が出来ました。2014年、山田孝之の“崩壊”と“再生”の記録を遅い時間帯ではございますが、じっくりと堪能してください。

松江哲明監督のコメント

親友であり、映画のライバルでもある山下君から「松江君、助けて」と、ある日突然連絡がありました。そこで見せられたのは、赤羽での山田孝之を映した日常の映像素材。「2時間前後の映画にまとめてしまうのは、もったいない」と感じ、テレ東さんに相談したところ、なんと全12話の番組として放送していただくことになりました。僕はドキュメンタリー監督としての技術をぶち込み、何よりも北区民として恥ずかしくない作品を目指しました。

清野とおるのコメント

こんな形で赤羽が映像化するなんて、夢にも思いませんでした。今年の夏頃に山田孝之さんが僕役で映画化されるというデマが流れたのですが、それはやっぱりデマです。僕は僕で、山田さんは山田さんのまま映像化されています。まあ、映像化したところで糞つまらないだろうなーと邪推していましたし、映像化したところで僕の原作は絶対越えられないだろうという自負もありました。でも、あっさりと原作を超えられてしまいました。さみしい。

番組情報

『山田孝之の東京都北区赤羽』

2015年1月9日(金)24:52~25:23にテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送
監督:松江哲明、山下敦弘
オープニングテーマ:スチャダラパー“中庸平凡パンチ”
出演:
山田孝之
綾野剛
大根仁
やべきょうすけ
吉井和哉
ほか

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