岡崎京子の書籍『岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ』『レアリティーズ』『オカザキ・ジャーナル』が、1月31日に刊行される。
3冊は、本日1月24日から東京・芦花公園の世田谷文学館で開催されている『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』にあわせて刊行されるもの。約400ページにおよぶ『岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ』は同展のカタログとなり、岡崎作品の原画に加え、小沢健二、よしもとばなな、いとうせいこう、村上隆、ホンマタカシ、宮沢章夫らによる寄稿文や、今日マチ子、穂村弘、文月悠光、川本史織らが手掛ける岡崎へのトリビュート作品などが収録される。また、昨年11月に行われた桜沢エリカ、安野モヨコ、しまおまほによる同展のプレトークイベントの様子も収められる。アートディレクションは祖父江慎が担当。
『レアリティーズ』は、岡崎の初期作品など単行本未収録作を集めた書籍。同人誌時代の短編や、PARCOのフリーペーパー『GOMES』に掲載されたイラストエッセイ『虹の彼方に』などが収められる。
『オカザキ・ジャーナル』は1991年から1992年に『朝日ジャーナル』に連載された岡崎のエッセイ『週刊オカザキ・ジャーナル』と、1992年から1993年に『広告批評』に連載された岡崎と宗教人類学者・植島啓司との往復通信『植島啓司と岡崎京子のコトバのカタログ』を収録したもの。同書の解説は古市憲寿が担当している。
なお、『岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ』『レアリティーズ』『オカザキ・ジャーナル』は、一般発売に先駆けて本日1月24日から『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』の会場で先行販売される。
イベント情報
『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』
2015年1月24日(土)~3月31日(火)
会場:東京都 芦花公園 世田谷文学館
時間:10:00~18:00
休館日:月曜
料金:一般800円 65歳以上・高校生・大学生600円 小・中学生300円 障害者手帳をお持ちの方400円
※1月30日は65歳以上無料