ホドロフスキー監督新作は自伝映画『エンドレス・ポエトリー』、製作発表の生配信も

アレハンドロ・ホドロフスキー監督が新作映画『エンドレス・ポエトリー』の製作に取り組んでいることがわかった。

同作の製作発表は、現在開催中の『第65回ベルリン国際映画祭』で現地時間2月5日に行われたもの。『エンドレス・ポエトリー』は、ホドロフスキーの自伝『リアリティのダンス』を原作としており、チリの首都サンティアゴを舞台に、青年時代のホドロフスキーと前衛詩人、アーティスト、パフォーマー、ミュージシャンらの交流を、現実とフィクションを織り交ぜながらマジックリアリズムの手法を用いて描く。チリの田舎町・トコピージャを舞台に監督の少年時代を描いた昨年公開の映画『リアリティのダンス』の続編とも言える内容になるという。

ホドロフスキーは、同作および今後の監督作を製作する会社「サトリ・フィルムス」を昨年末にフランス・パリで設立。撮影は今年7月からサンティアゴでスタートし、2016年2月の完成を予定している。また、同作の製作資金の一部を募る企画が2月15日からクラウドファンディングプラットフォーム「KICKSTARTER」でスタート。日本時間の同日23:00からホドロフスキー監督自身がYouTube Liveを利用して同作の製作発表をライブ配信し、発表と同時にKICKSTARTERのページがオープンする予定だ。

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