指輪ホテル、新作は最古の人類ルーシーと落語『包丁』を軸に展開

指輪ホテルの新作公演『ルーシーの包丁 The knife in her hand』が、1月29日から東京・池袋のあうるすぽっと、3月11日から北海道・札幌の生活支援型文化施設コンカリーニョで上演される。

羊屋白玉が劇作・演出、芸術監督を担当している指輪ホテル。これまでに廃工場やテニスコート、書店、ストリップ劇場など劇場以外の空間を演出した作品を発表しているほか、国内外を問わず女性パフォーマーのみで構成される演劇論を通して、新しい社会観や世界観、死生観のあり方を提示してきた。

同作は、2009年から2012年にイギリス、東京、ブラジルなど国内外6か所で上演した『洪水 Massive Water』、2012年から2014年に札幌、高松、東京で上演した『断食芸人 A Hunger Artist』に次ぐ、SKANK/スカンク(Nibroll)とのデュオパフォーマンス3部作の完結編。最古の人類「ルーシー」と、落語家六代目三遊亭圓生の噺『包丁』の男女の物語を軸に展開される。

作・演出は羊屋、音楽はSKANK/スカンク、ドラマトゥルクは國學院大学文学部教授の高橋大助が担当。チケットは現在発売中だ。

なお東京公演では、終演後のロビーでドラマトゥルクの高橋を司会に羊屋とゲストによる鼎談が行なわれる。ゲストは2015年末に指輪ホテルのオフィシャルサイトで発表される。

イベント情報

指輪ホテル
『ルーシーの包丁 The knife in her hand』

作・演出:羊屋白玉
音楽:SKANK/スカンク(Nibroll)
出演:
羊屋白玉
SKANK/スカンク(Nibroll)

東京公演
2016年1月29日(金)、1月30日(土)全2公演
会場:東京都 池袋 あうるすぽっと
料金:
一般 前売4,000円 当日4,500円
U24 前売3,000円 当日3,500円

札幌公演
2016年3月11日(金)~3月13日(日)全3公演
会場:北海道 札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ
料金:
一般 前売3,000円 当日3,500円
U24 前売1,500円 当日2,000円

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