岡本太郎の精神を継承する『TARO賞』、受賞作は4m超の壁画

『第19回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』の受賞者が発表された。

岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で現代社会にメッセージを突きつける芸術家を顕彰するために創設された『岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』。19回目を迎える今回は485点の応募があり、24歳から72歳までの23組が入選した。

「岡本太郎賞」を受賞したのは、三宅感による高さ4メートルを超える壁画『青空があるでしょう』。三宅は受賞作について「どんなに生活や人生が苦しくても、青空はみんなに平等にある、という気持ちを作品とタイトルに込めた」とのコメントを発表している。「岡本敏子賞」を受賞したのは折原智江『ミス煎餅』、「特別賞」には笹岡由梨子『Atem』が輝いた。審査員は椹木野衣、平野暁臣、北條秀衛、山下裕二、和多利浩一が務めた。

なお入賞者および入選者の作品を集めた『第19回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展』が2月3日から神奈川・川崎市岡本太郎美術館で開催される。

イベント情報

『「第19回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展』

2016年2月3日(水)~4月10日(日)
会場:神奈川県 川崎市岡本太郎美術館・企画展示室

時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜、祝日の翌日
料金:一般600円、高大学生・65歳以上400円
※中学生以下無料

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