『TBS レトロスペクティブ映画祭』で今年100歳の石井ふく子特集。『東芝日曜劇場』の名作上映

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『TBS レトロスペクティブ映画祭 石井ふく子特集』が5月22日よりMorc阿佐ヶ谷ほか全国で順次開催。ポスタービジュアル、予告編、場面写真が到着した。

TBS収蔵の作品をデジタル修復して劇場公開する『TBS レトロスペクティブ映画祭』の第3回目となる今回は、日本で「ホームドラマ」というジャンルを確立した功績のみならず、今年9月で100歳、今なお現役として走り続ける世界最高齢のプロデューサー、演出家の石井ふく子を特集。

橋田壽賀子や森光子、南田洋子、池内淳子、大空眞弓、長山藍子らと手がけた『東芝日曜劇場』の8作品に加え、石井の現在、過去、未来に迫った佐井大紀監督の撮り下ろしドキュメンタリー作品を上映する。

『日曜劇場』は1956年以降、毎週日曜21:00からTBS系列で放送されている日本で最も長い歴史を持つドラマ番組枠。1958年、石井は日本電建の社員でありながら、この枠の2代目プロデューサーを引き受ける。

上映作品ラインナップ
『時間ですよ』(デジタル修復版)1965年7月4日放送
脚本:橋田壽賀子 出演:中村勘三郎、森光子

『愛と死をみつめて(前篇)』(デジタル修復版)1964年4月12日放送
原作:大島みち子 脚本:橋田壽賀子 出演:大空眞弓、山本学

『愛と死をみつめて(後篇)』(デジタル修復版)1964年4月19日放送
原作:大島みち子 脚本:橋田壽賀子 出演:大空眞弓、山本学

『みれん』(デジタル修復版)1963年6月30日放送
原作:瀬戸内晴美 脚本:田井洋子 出演:渡辺美佐子、下元勉、小池朝雄

『廃市』(デジタル修復版)1965年6月27日放送
原作:福永武彦 脚本:田井洋子 出演:大空眞弓、南田洋子、仲谷昇

『秋津温泉』(デジタル修復版)1967年7月2日放送
原作:藤原審爾 脚本:八住利雄 演出:鴨下信一 出演:大空眞弓、児玉清

『女と味噌汁』(デジタル修復版)1965年6月20日放送
脚本:平岩弓枝 出演:池内淳子、山岡久乃、長山藍子

『続・女と味噌汁』(デジタル修復版)1965年9月12日放送
脚本:平岩弓枝 出演:池内淳子、長山藍子、山岡久乃

『石井ふく子 100歳~心のドラマの軌跡~』
監督:佐井大紀 撮影・編集:松岡佑一郎

上映館
東京・Morc阿佐ヶ谷 5月22日〜6月11日
大阪・シネ・ヌーヴォ 6月27日〜7月10日
京都・アップリンク京都 7月17日〜7月30日
名古屋・シネマスコーレ 7月後半予定
福岡・KBCシネマ 7月後半予定

【『TBS レトロスペクティブ映画祭』プロデュース・佐井大紀のコメント】
「テレビ」の在り方が様々な角度から問われている今こそ、その黎明期に息づいていた“ものづくりへの熱量”を振り返ることに、大きな意味があるはずだ。
TBSでは開局当初から、メディア論を問うような名作が数多く制作されてきた。しかしそれらの多くは、放送後そのまま破棄されるか、よくても倉庫に塩漬けにされるか。そこで私は、独断と偏見で作品を掘り出しデジタル修復して再発表する「TBSレトロスペクティブ映画祭」を企画した。          
第3回目は、石井ふく子特集。まもなく100歳、世界最高齢の現役プロデューサーである彼女にも、熱き新人時代があった。「電気紙芝居」と揶揄され映画に比べはるかに地位の低かったテレビいう場で、「ホームドラマ」というジャンルをお茶の間に定着させたホームドラマの母の“原点”ともいえる作品群を、令和のいま改めてスクリーンで堪能して欲しい。



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