メイン画像:© 2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 - Photographe Jérôme Prébois
映画『モンテ・クリスト伯』が、11月7日からTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。
同作はアレクサンドル・デュマによる、『巌窟王』というタイトルでも知られる名作復讐劇を映画化したもの。将来を約束された若き航海士ダンテスが無実の罪で投獄され、14年後に謎の大富豪モンテ・クリスト伯として社交界に現れ、自らの人生を奪った3人の男たちに復讐していく。主演は『イヴ・サンローラン』で『セザール賞』主演男優賞を受賞したピエール・ニネ。2024年にフランスで公開されると国内で940万人を動員し、全世界興収1億ドルを突破した。
今回の発表にあわせて予告編とポスタービジュアルが解禁。予告編では、前途洋々だったダンテスが無実の罪で投獄され、復讐の決意を胸に舞い戻る様子が描かれている。予告ナレーションは声優の福山潤が担当している。
コメント
【福山潤のコメント】
若かりし頃にアニメ「巌窟王」でアルベール役を演じさせていただいたご縁から、このたび映画『モンテ・クリスト伯』の予告編ナレーションを担当させていただくことになり、大変光栄に思っております。「巌窟王」の当時から、「いつか自分も、エドモン・ダンテス(モンテ・クリスト伯)という役柄を演じられる様になりたい」と願うほどに思い入れがあり、自分にとって「巌窟王」という作品は、キャリアの先を照らし、多くの扉を開いてくれた作品でした。今でも定期的に「巌窟王」のことを考え、当時の収録の状況などを鮮明に思い出せるほど、ずっと自分の中にある大切な作品です。新たな映画版『モンテ・クリスト伯』で、予告編ナレーションとして皆さまに届けられること、本当に光栄の極みです。ちなみに、今回の映画版に登場する(ヴァシリ・シュナイダー演じる)アルベールが、やたらと美形でして(笑)。私が担当していた少しおバカさんなアルベールよりも、より高貴な雰囲気になっているのかなと想像しています。劇中でどのように描かれているのか、私自身もとても楽しみにしています。

福山潤 ©BLACK SHIP
あらすじ
将来を約束された若き航海士ダンテスは、ある策略により無実の罪で投獄され、次第に生きる気力を失っていく。絶望の中、脱獄を企てる老司祭との出会いにより、やがて希望を取り戻していった。司祭から学問と教養を授かり、さらにテンプル騎士団の隠し財宝の存在を打ち明けられる。 囚われの身となって14年後……奇跡的に脱獄を果たしたダンテスは、莫大な秘密の財宝を手に入れ、謎に包まれた大富豪“モンテ・クリスト伯”としてパリ社交界に姿を現す。そして、自らの人生を奪った三人の男たちに巧妙に近づいていく――。

『モンテ・クリスト伯』ポスタービジュアル © 2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 FILMS – FARGO FILMS
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