©2009「南極料理人」製作委員会
東京テアトル創立80周年を記念したファン投票企画「あなたが選ぶテアトル映画」で2009年公開の映画『南極料理人』が第1位を獲得。全国から寄せられた声に応え、4Kリマスター化の制作に着手し、11⽉13⽇より全国公開される。
『南極料理人』は南極観測隊の料理人として赴任したひとりの男と、その料理を楽しみに生きる隊員たちの悲喜交々を描いた作品。今回のリバイバル上映では、映像を4K高画質化し、音響も5.1chへとアップグレード。
4Kキービジュアルと予告編も公開。4Kキービジュアルは「おいしいごはん、かえってきます。」というコピーとともに、公開当時の復刻ビジュアルとなっている。
監督・脚本は同作が商業映画デビュー作となった沖田修一。作品を彩る料理の数々を『かもめ食堂』などで知られるフードスタイリストの飯島奈美と榑谷孝子が手がけた。音楽はABEDON(ユニコーン)が担当し、主題歌にはユニコーンの“サラウンド”を起用。
南極観測隊の料理人・西村役を堺雅人、観測隊員役を生瀬勝久、きたろう、高良健吾、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛、豊原功補らが演じた。キャスト、監督のコメントも到着。
なお、ファン投票企画は最終集計(回答総数4043票/のべ得票数8669票)の結果、1位『南極料理人』(964票)、第2位『この世界の片隅に』(886票)、第3位『花束みたいな恋をした』(575票)という結果に。そのほかの上位作『さかなのこ』『日日是好日』『ぼくのお日さま』『片思い世界』『そこのみにて光輝く』『ちょっと思い出しただけ』『あのこは貴族』を含めた10作品は「あなたが選ぶテアトル映画」特集上映として11月13日よりテアトル新宿、テアトル梅田で上映される。
【堺雅人のコメント/西村:調理担当】
先日、とある仕事で立川にある国立極地研究所を訪れました。
『南極料理人』の撮影前、勉強にうかがったのは板橋の古い建物でした。施設の立派さに17年の歳月を感じました。南極での越冬経験もある先生から、「ドームふじ基地では、到着した最初の夕食のとき『南極料理人』をみんなで鑑賞するのが慣わしになってるんです」と聞かされ、とても光栄に思いました。
そのあと、お台場の「大南極展」にも足をはこびました。僕の南極熱は最高潮に達しております。
ことしは南極観測70周年なんだそうですね。映画『南極料理人』も、愛してくださる皆さんのおかげで、こうして再会の機会をいただきました。みなさんに感謝しながら、記念の年を祝いたいと思っています。
【生瀬勝久のコメント/本さん:雪氷学者】
基本的に男ばかりの俳優陣で、とても居心地が良かった事を覚えています
沖田監督からも、「学生時代から、生瀬さんの舞台も、ドラマも拝見していたのでこうやって一緒にお仕事出来るのが夢のようです」と、おだてられたのを覚えています
あれ以降
出演依頼がありません…
やはり、私の芝居が監督の理想に届いていなかったのでしょうか?
あれから、私も精進しているので、きっとお力になれると思っております
是非ともキャスティングして下さい
この映画は、何度観ても飽きません
私の髪を切ってくれている美容師さんは、12回観たと言ってます
皆さんも何度も観てください
【きたろうのコメント/タイチョー:気象学者】
17年前の作品と聞いて驚いている。ビートルズは何度もリマスターされて色あせない。
南極料理人もビートルズと一緒か?まあ、比較の対象が間違っているが色あせていないということだろう。作品完成後、身近な人の反応が面白かった。「楽しかった」という人と「う〜ん」という人に分かれた。反応を分析してみると、心にストレスをためてる人は反応がにぶく、心穏やかに生きてる人は「最高だ!」と評価してくれていた。この作品はまさに心のリトマス試験紙だ。撮影現場は南極という厳しい環境に拘わらず、優雅で穏やかな時間が流れていたことを思い出す。
【高良健吾のコメント/兄やん:雪氷サポート】
南極料理人の現場で僕は1番年下でした。先輩達にとにかく優しくしていただいた記憶があります。現場での先輩達の会話が面白くて、ふざけていて、最初から最後までただただ楽しかった現場です。
僕はみんなに甘えて、心から美味しいと思える料理を食べて、本気で美味しい~と言っていただけです。
南極料理人をまたスクリーンで観ていただける事が嬉しいです。
男達のむさ苦しい共同生活。唯一の楽しみは食事。舞台は南極。映画館に涼みに来て下さい。
【豊原功補のコメント/ドクター:医療担当】
おにぎりがおいしかった。味噌汁は熱くて唇が腫れたけれどおいしかった。毎度のごはんも撮影もひたすら楽しく、実のところほとんど遊んでいた記憶しか残っていないのだけど、あれから17年を経た今にして4K上映+ファン投票1位とのこと。この映画らしくのんびりとした幸せがディレイなサラウンドで漂ってくる感覚にしばし時が浸りました。
南極料理人を好きでいてくれるみなさまに心から感謝します。またスクリーンでお会いしましょう。
【監督・脚本:沖田修一のコメント】
このたびはファン投票1位、そして4Kリマスターでの上映おめでとうございます。と言われましたが、17年も経っているので、なんだか嘘みたいで、昔のアルバムを引っ張り出したような、気恥ずかしささえ感じます。撮影中は無我夢中で、飯の味さえ覚えていません。みんなに助けられながらの撮影でした。おかげで長生きする映画になりました、一人で観てもいいですが、みんなで観たほうが楽しい映画なので、もう一度、劇場の大きなスクリーンで、笑ったり泣いたりしながら、ポップコーンとか食べながら、みんなで集まってわいわい観てもらえたら、最高です。
【あらすじ】
南極観測隊の料理人として、ドームふじ基地へやってきた西村淳。極限の環境で暮らす隊員たちにとって、食事は何よりの楽しみ。手間ひまかけた料理で、みんなの顔がほころぶ瞬間は一番の喜びだ。しかし、日本には妻と8歳の娘、生まれたばかりの息子が待っている。これから約1年半、14,000km彼方の家族を思う日々がはじまる──。
©2009「南極料理人」製作委員会
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