世界的に活躍するオーディオ・ヴィジュアル集団、SYNDICATEのキアットに聞くシンガポールの音楽シーン

シンガポールのアンダーグラウンドな音楽シーンを先導し続けているカップル、キアットとチェリー・チャン。二十歳の若さでシンガポールの伝説的なクラブ、ZoukでレジデントDJを務めていたキアットは、その後 Goldie主宰のレーベル、Metalheadsにシンガポール人として初めて参加。また音楽活動とは別に、世界的に活躍するクリエイティブ・ディレクター、テセウス・チャンの元で多くの広告制作に携わり、数々の賞を受賞している。

※本記事は『HereNow』にて過去に掲載された記事です。

ーキアット、今どんな仕事をしているのか、簡単に説明してください。

キアット:僕の奥さんであるチェリー・チャンと共に立ち上げたクリエイティブ・エージェンシー、System Sovereignで、デザインベースのクリエイティブ・ディレクターを務めています。僕らのチームと共に、クライアントのブランドのための、 コミュニケーションプロジェクトを様々なプラットフォームを使って展開しています。

—System Sovereignとは別に、オーディオヴィシュアル集団、Syndicateとしても活動していますが、それについても聞かせてください。

キアット:Syndicateは、僕らと他のアーティストたちが自由に冒険するための実験的なプラットフォームです。シンガポール周辺地域で言うKampong、昔ながらの集落のような、クリエイティブな仲間たちが集う村のようなもの。みんなで集まって楽しみながら、いろいろな表現を実験してみる場です。幸運なことに、ここではとても協力的なオーディエンスに恵まれているので、自分たちが面白いと思う音やヴィジュアルを表現できる場を多く与えてもらっています。Syndicateで得たインスピレーションを、 クライアントのための仕事に反映させることもあります。また僕とチェリーは、レッドブル・ミュージック・アカデミーのミスター・アンド・ミセス・Xの役割も担っていて、シンガポールの若手アーティストたちがアカデミーに応募する際の支援を行っています。

—今のシンガポールのクリエイティブ・シーンに対してどう思いますか?

キアット:すごくワクワクしますね。この何年かで街は大きく変わっていってる。昔は、パンクな姿勢でDIYなサブカルチャーがアンダーグラウンドをリードしていて、今よりも攻撃的でアグレッシブだった。今は、個性的なインディペンデントブランドが、より受け入れられやすいデザインの商品を様々な場所で展開している印象です。シンガポールで仕事をしている外国人、エキスパットたちは、そういったローカルなインディペンデント文化を楽しんでいるように思えるし、彼らは新しいものに対して積極的だよね。屋外のイベントスペースやバーなども、これまでとは比べものにならないぐらい増えてきています。僕ら地元民にとっては、灼熱の空の下で遊ぶなんて、考えもしないけれど、外国からやってきた人たちがこの気候を楽しむことで、新たなシーンが生まれています。

—好きな地元のアーティストは誰ですか?

キアット:シンガポールで活躍しているアーティストや音楽家は本当にたくさんいるけど、幅広く紹介するなら、僕のオススメはこんな感じ☺

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The Analog Girl

The Observatory

キアット:この2人はSyndicateのアーティストです。

Vandetta - Fly

Intriguant - Ellipse



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