有安杏果、結婚を発表。その経緯、お相手など、赤裸々に語る

本日11月24日、有安杏果が昨日入籍したことを発表した。お相手は、以前から交際を公表していた男性。

2018年1月までももいろクローバーZの一員として活躍し、約1年の休養期間を経て、今年1月15日に個人事務所の設立と音楽・写真活動の再開を発表した、現在24歳の有安杏果。彼女が入籍することの報せを数日前に受け取った筆者は、事実無根な記事を含む様々な憶測が世の中で飛び交っているからこそ、真実を求めて、直接彼女に話を聞くことにした。

0歳から芸能活動をしながら生きてきた彼女は、若くして様々な喜怒哀楽を経験した上で、今「結婚」という幸せを求めたのだと思う。そしてそんな彼女の人生を支えているのが、「音楽」という存在でもあった。本当の「幸せ」や「好き」はわざわざ言葉で説明するものでもないしできないものだとわかりながらも投げたいくつもの質問に対して、有安杏果は真摯に、今の感情を精一杯言葉にしてくれた。

「愛されるっていいな」みたいな気持ちをもらいました。

有安杏果(ありやす ももか)
1995年3月15日生まれ。歌手、写真家。0歳から芸能活動を始め、CMやドラマ、MVなどに出演多数。2017年3月日本大学藝術学部写真学科卒業。藝術学部長特別表彰受賞。写真学科奨励賞受賞。2009年7月から8年間アイドルグループで活動し2018年1月卒業。2019年1月15日音楽活動や写真活動などを通して表現し伝えていく活動を発表。2020年3月には、全国8か所をまわる『有安杏果 サクライブ Tour 2020』が開催される。

―まず、ご結婚されたお相手のご紹介からお願いできますか?

有安:職業はお医者さんで、普段はクリニックで働いているんですけど、時々いろんなアーティストさんのライブやツアーに帯同して喉や体調の管理をしている人です。今は私の個人事務所「アプリコット」の代表として活動もサポートしてくれています。

―有安さんが彼と知り合った経緯は?

有安:もともと、喉にポリープができたり、インフルエンザになったり、航空性中耳炎になったり、花粉症だったり、体調を崩すことが多くて。昔からずっと山王病院のボイスセンターに通っていて、そこの先生に紹介してもらったのが彼でした。初めてのソロコンサート(2016年7月3日)を横浜アリーナでやる前に、「1人で体調を保てるかどうか不安です」というふうに相談したところ、他のアーティストさんもサポートしている、信頼できるお医者さんがいるよ、みたいな感じで紹介してもらって出会いました。

―付き合い始めたのはいつ?

有安:2018年の春ですね。グループを卒業してから、彼がすごくカメラが好きで、私も大学で写真を学んでいたので、一緒に写真を撮りにいくようになったり、出かけるときに一緒についてきてもらったりして。それで、自然な流れで付き合うことになりました。

―有安さん自身自立した方ですし、今って1人でも生きていける世の中だという見方もあるし、恋愛にはめんどくさいことも付き物だとは思うのですが……彼とお付き合いすることで、有安さんの日々や心はどういうふうに豊かになったと言えますか?

有安:一番は……私のことをすごく大切に想ってくれているなって、すっごく感じることができたことで。「愛されるっていいな」みたいな気持ちをもらいました。やっぱり、「ここまで私のことを大切に想ってくれるんだな」っていうのがすごく伝わったのが、一番惹かれるところだったと思います。

あとは、もともと不規則な生活をしていたり体調も弱かったりしたけど、一緒にジムやヨガに行ったり、ちょっと遠出や旅行をするようになったりして。一緒にいて楽しいなって、素直に思えます。

―お相手は現在49歳で、その年齢差に対して、世間的にはいろんな意見が……。

有安:はい、そうですね。

両親も最初はもちろんびっくりしてました。

―有安さんとしては、その年齢差をどのように捉えていらっしゃるんですか?

有安:あんまり歳の差を感じないというか。小さい頃から芸能界にいると、周りはずっと歳上の方が多かったというのもあって、あんまり躊躇はしなかったです。相手の年齢のこともあるから、お付き合いするときには「結婚を」と思ってたし、それを踏まえた上でお付き合いしようというのは最初から思ってました。

―ご両親はどういう反応をされました?

有安:最初はもちろん、歳の差にもびっくりしてました。だけど、両親も関西出身で、彼も大阪出身だから、関西弁トークで盛り上がったりして(笑)。

印象的だったのは、両親と彼と私の4人で食事をしたときに、最後に父から手を差し出して彼と握手を交わしたんですよ。それが、もう、感動的で。うちの父はあんまり多くを語らない人なんですけど、ひとり娘だし、絶対に寂しさもあるだろうなとはわかっていて。でも、私がめっちゃ幸せそうだなっていうのを見て、感動したらしいんです。ちょいちょいおしぼりで目を拭ってるのを見て、私ももらい泣きしそうになりました。

そこはもう、歌と音楽で返すっていうのを本当に決めて、ステージに立ってました。

―2月にお付き合いを公表されたあと、お相手が医者だということを理由に世間からは「洗脳」「転移性恋愛」などとも書かれました。そういう文字や批判を見て、どう思っていました?

有安:「洗脳」については、本当にすごい書き方をするなとは思ったんですけど……。改めて思うと、週刊誌記者に囲まれる体験は私もそれまでなかったし、週刊誌に載ることもなかったけど……だけど彼のほうがもっと……。

彼は一般人で、普通だったら経験しなくていいことをさせてしまったなと思っています。自分が芸能人じゃなかったら、こういうのはなかったなと思うと、申し訳ないなと。結婚が決まって彼のご両親へ挨拶しに行ったときも、申し訳ないなという気持ちがありました。普通だったら、顔もバレなかっただろうし、いろいろ言われることもなかっただろうから……。やっぱり、自分が大事だと思ってる人がそうやって言われるのは……家族が悪口を言われるのと同じような気持ちですよね。

でも彼からは「誹謗中傷に振り回されることなく目の前の仕事に集中しよう」と言われたんです。それで「洗脳じゃないです」「事実と違った憶測や推測です」とか言うことも、方法としてはあったかもしれないけど、いちいちそういうことに反応するんじゃなくて、そこはもう歌と音楽で返すっていうのを本当に決めていて。だから、ある意味、彼のもやもやとかも背負ってちゃんとステージに立とうと思ってました。そうやって書かれていたようなことは一切ないからこそ、実際に見てもらえれば、わかる人にはきっとわかってもらえる、わかってくれたらいいな、という気持ちで。「洗脳じゃないです」って言葉で言うよりも、実際にライブで見てもらったり、私が発信していく、表現していくもので感じてもらうしかないなって。

活動再開後初ライブ(『サクライブ 2019 ~Another story~』東京公演)のダイジェスト映像

―もうひとつ、週刊誌から出た記事でいうと、グループ卒業の1年前の2017年から「アプリコット」を設立して、代表に彼を置きながら、独立の準備をしていたのでは、ということでした。これについてはいかがですか?

有安:アプリコットという会社はもともと2009年に、企業の産業医関係やその他業務のために設立した会社でした。医療法人設立後は、他のアーティストさんのサポートなどをするために登記変更した会社だったんです。たまたまクリニックの名前が名前なんですけど、彼のクリニックも私と出会う前の2008年頃からあるから、本当にそれは偶然でしかなくて。

2017年3月からは私のレッスンの手配のために、2018年6月からはJASRACへ著作権などの権利の管理委託をするために、必要となった登記変更をしているんですよね。2018年10月頃に活動始動を決め、最終的に今年の1月から個人事務所でやっていくことにしたので、1月15日の活動始動発表の前に個人事務所としての活動ができるための登記に変更しました。グループ卒業前に独立の準備をしたことはありませんし、アプリコットの設立も、2017年と2018年の登記変更も、個人での活動始動とは関係ないんです。

(プロポーズは)「ずっと一緒にいてください」「はい」みたいな感じでした(笑)。

―結婚のトピックに戻らせてください。2月にお付き合いを公表された時点で「結婚を前提に」というのは宣言されていましたが、どういう経緯や理由でこのタイミングの入籍・結婚に至ったんですか?

有安:3月にライブ(『サクライブ 2019 ~Another story~』)があって、そのあと7~8月もツアー(『Pop Step Zeppツアー』)があったので、新曲も作ったりしていて自分としてはバタバタで。彼が一番側でそれを感じていたとは思うんですけど。それで夏のツアーが終わったタイミングで、そういう話になりました。

―プロポーズの言葉とかあったんですか?

有安:私の好きなご飯屋さんへ行ったときに、なんかちょっとそういう雰囲気が出てきて、「これ絶対プロポーズじゃん」とか思って(笑)。とはいえ冗談かなとも思って、私が「え、これプロポーズの流れじゃないよね?」みたいな感じで言ったら、本当にそうだったみたいで。めっちゃ一生懸命、ちゃんと言おうと思ってくれてたみたいなんですけど、私が台無しにしてしまって(笑)。

私が先に勘繰っちゃって言ったがために、普通にご飯食べて、「ずっと一緒にいてください」「はい」みたいな感じでした(笑)。ロマンチックに、夜のどこかで、パカッ……とかそういうのはなかったです(笑)。

―(笑)。今って、幸せの価値観が多様化していたり、経済的な問題など様々な要因があって、社会全体的に「結婚」という人生の選択肢を選ばない人が増えているとも言います。有安さんにとっても、独身のままアーティスト活動をするなどの選択肢もある中で、今「結婚」を選んだ理由はどこにありますか?

有安:昔から「いつかお嫁さんになりたいな」とは思ってたし、結婚願望はあったので。なんて言ったらいいかなあ……やっぱり、「彼氏」じゃなくて、「家族」でいたいというか。……彼といるとより安心できるというか。

―「結婚前提に」と言ってお付き合いや同棲を始めても、別れを迎えるケースももちろんあって。実際に付き合ってから見える相手の嫌な部分とか、合わないところとか、そういうのはなかったですか?

有安:そうですね。一緒にいればいるほど、「本当に私を大事に想ってくれてるんだな」っていうのをより感じます。あとは、プライベートもですけど、仕事の面でも支えてくれるので。ライブ前とか仕事のことでいっぱいいっぱいになっちゃうんですけど、仕事の面もサポートしてくれているからこそ、一緒にご飯を食べながら仕事の話もできるし。自然、というのが一番だったかなとは思います。

―彼といると、仕事とプライベートのリズムが一番心地よく動いていく、というか。

有安:うん、そうですね。

―今は同居されてるんですか?

有安:はい。

人生をやり直したとしても、結局音楽に辿り着くのかもしれないです。

―将来、母親になりたいという気持ちはありますか?

有安:もちろんあるんですけど、正直に言うと、今はまだ想像できないです。お母さんになるってすごく大変だろうな……。でも一番の理想は、子どもとワンちゃんと一緒に、というのが夢です。あと、私はひとりっ子だったから、2人以上……まあでも、大変そうだから、2人くらいでいいのかもしれない(笑)。

そういうのを考えることは全然あるんですけど、具体的にはまだ想像できないですね。やっと自分のことを自分でできるようになったのに、みたいな気持ちも正直あって(笑)。でもまあ、「授かりもの」って言いますしね。

―もし子どもができたら、芸能の仕事をさせたいと思いますか?

有安:(すぐに首を横に振る)あんまり思わないです(笑)。逆に、いろんなことをやらせたいなと思います。いろいろ挑戦してもらって、一番興味を持ったことをやってほしいです。それでもしこの道を選んだら、止めはしないですけど。でも、自分からすすめはしないかなあと思いますね。

―有安さんは0歳から芸能活動をやられていて、ある意味特異な人生を歩んでこられたと思うんですけど、有安さん自身としては、その人生のよかった点や苦労した点ってどういうふうに捉えていますか?

有安:絶対に普通じゃできない経験をたくさんさせていただいたなとは思います。大変なこともあったからこそ、強くなれているとも思いますし。今年1年だけを振り返っても本当にいろいろあったから、日々強くなってるなと思います。メンタルが鍛えられましたね。「ちょっとやそっとじゃへこたれないだろうな、自分」みたいな(笑)。

―もしもう一回人生を歩み直せるとしたら、同じ道を歩みたいですか?

有安:どーうだろうなあー! やり直すとしたら、なにやってるんだろう……逆に、やったことのないスポーツとか他のことをやってみたいとは思いますね。でもやってみて、結局音楽に辿り着くのかもしれないです。去年、一回自分でリセットさせていただいて、いろいろやってみた結果、やっぱり音楽は特別な存在だなっていうのをすごく思っているので。

―途中の「言葉で言うより、歌と音楽で返す」というお話もそうですけど、有安さんにとって音楽って、単に「好き」とかだけじゃなく、人生を作っていく上での大きな意味と価値を持ったものになっているんですね。

有安:本当にそうですね。ある意味、音楽がなかったら彼にも出会ってなかったと思いますし。山王病院のボイスセンターも音楽が好きで歌を歌ってたから通ってたし、横浜アリーナでのソロライブも音楽が好きだからやりたくて、それを成功させるために彼を紹介してもらったし。全部をつなげてくれているのは、音楽ですね。

小谷美紗子“裸”を試聴する(Apple Musicはこちら) / 小谷美紗子から有安杏果への提供曲。2019年9月リリースの小谷美紗子のアルバム『yeh』の中にセルフカバーが収録され、有安杏果もコーラスとして参加している

人生に一回しかないからこそ、王道を選びました。「ザ・ダイアモンド」。

―婚約指輪を見せていただいてもいいですか。

有安:一緒に買いにいきました。手が小さいからサイズが全然なくて、結局セミオーダーになっちゃって。

結婚指輪と婚約指輪を、「せっかくだったらダブル付けもできる方がいいかな」「ダブル付けするんだったらこのデザインがいいかな」とか、いろいろ相談して。婚約指輪はデザイン性があるやつがいいかなとかも考えたんですけど、人生に一回しかないからこそ、王道を選びました。「ザ・ダイアモンド」みたいな。奮発してもらいました(笑)。

―結婚式や新婚旅行のご予定は?

有安:結婚式、披露宴、新婚旅行はまだ全然決まってないんですけど、もちろん全部やりたいし行きたいとは思ってるので、きっと来年のどこかで。お互い仕事が大事なので、仕事優先にはなるんですけど、タイミング見てやりたいなとは思います。おばあちゃんもめっちゃ行く気満々なんで(笑)。

―結婚報告に対して、おじいちゃんおばあちゃんはどういう反応をしてました?

有安:おばあちゃんには、もともと「お医者さんと結婚しいや」ってずっと小さい頃から言われてたので、「ほんまに~!?」みたいな感じで、めちゃめちゃ喜んでました(笑)。

自分が実際に幸せであれば、それが自分が想ってる人には伝わるんだなって思った。

―2019年は、有安さんにとっていろんな厳しい状況や言葉も受けながらも、結婚だけでなくいろんな「愛」に触れた1年だったのではないかと思います。

有安:そうですね。毎年、振り返ると「濃かった」って言ってるんですけど、今年も本当に濃かったです。

新しいスタッフさんとの出会いもたくさんあって、みんな口にしないけど、きっといろいろ気遣ってくれてるところもあったと思うし。大変なときって人間不信にもなるんですけど、みんなそういった状況をわかっていながら支えてくれたのは、やっぱりすごく大きかったです。ファンの方たちも、スタッフさんも、バンドメンバーも、応援してくださったアーティストやタレントの方々も、イベントやテレビに声かけてくれた方も。

離れていく人もどうしてもいたとは思うし、でもそんな中で新しく出会ってくれた方や、離れずに応援してくれる方、一緒にやり続けてくれたスタッフさんの存在が、自分にとって「頑張ろう」と思えるものでした。でも、私は過去の経験にもすごく誇りを持ってるし、本当に感謝してるし、それがあったからこそ今があるとも思っています。

有安:今も成長させてもらえることばかりの環境なのが、本当にありがたいです。個人事務所というスタイルだからこそ、自由だけど、その分自分で一つひとつの決断とか判断をしなきゃいけないのはすごく大変で。でもスタッフさんやバンドメンバーとかが一緒に意見を言ってくれるのが、本当に嬉しくて。しかも一緒に考えてくれる人が一番側にいてくれるというのも、自分にとってすごく安心だし、信頼してるし。

プライベートも充実できてるから、本当に今すごく幸せな状況だなあと思っていますし、せっかくいろいろな経験と想いがあるからこそ、これらを作品や表現に活かしたいです。それこそ結婚したらまたなにか新しいものが見えるかもしれないし、それはそのまま表現に活かしていけたらなと思っています。

お父さんが喜んでくれているのを見て、自分が実際に幸せであれば、それが自分が想ってる人には伝わるんだなって本当に思ったんですよね。幸せそうにしてる私を見てハッピーになってくれたら、それが一番だなって。そんな姿をファンの方にも伝えていきたいなと思います。

目に涙を浮かべながら語ってくれた

―最後は、ファンへの言葉で締めくくれたらなと思います。

有安:はい!

いつも本当に応援をありがとうございます。突然の報告が多くなっちゃって、驚かせちゃって申し訳ないなと思っています。でも私は今、すごく幸せに健康に、ライブ・音楽・写真といったやりたいことをマイペースにできていて、その環境にすごく感謝していますし、それについてきてくれるファンの方や温かく見守ってくれる方がいることが本当にすごく嬉しいです。これからも続けられるように、もっともっと努力していきたいなと思います。これからも温かく見守ってください。

プロフィール
有安杏果 (ありやす ももか)

1995年3月15日生まれ。歌手、写真家。0歳から芸能活動を始め、CMやドラマ、MVなどに出演多数。2017年3月日本大学藝術学部写真学科卒業。藝術学部長特別表彰受賞。写真学科奨励賞受賞。2009年7月から8年間アイドルグループで活動し2018年1月卒業。2019年1月15日音楽活動や写真活動などを通して表現し伝えていく活動を発表。2020年3月には、全国8箇所をまわる『有安杏果 サクライブ Tour 2020』が開催される。

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