ペドロ・アルモドバル監督×ペネロペ・クルス主演『パラレル・マザーズ』11月公開

ペドロ・アルモドバル監督×ペネロペ・クルス主演の映画『パラレル・マザーズ』が11月3日から公開される。

アルモドバル監督のライフワークでもある「母の物語」に戻った同作は、同じ日に母となった2人の女性の数奇な運命と不思議な絆、困難な時代における生き方を描くヒューマンドラマ。主人公ジャニス役にペネロペ・クルス、想定外の妊娠に戸惑う17歳のアナ役にミレナ・スミット、「母性本能がない」と自称するアナの母親テレサ役にアイタナ・サンチェス＝ヒホンがキャスティングされているほか、ロッシ・デ・パルマも出演している。

ジャニスというキャラクターについて監督は、「緊張感やドラマがあり、これまでにないような主人公を描いた。ジャニスは、ペネロペが私の監督作やその他の作品で演じた中で最も難しい役であり、おそらく最も心を痛めた役だろう。結果として、彼女が演じる役はいつもそうだが、今回も本当に素晴らしいものだよ」とコメント。

「その絆が愛を変える。」というコピーを添えたポスタービジュアルには「アルモドバルレッド」を背景に、アナを抱きしめるジャニスの姿が写し出されているほか、タイトルでもある「パラレル」＝平行するボーダーが交差し合うデザインになっている。