映画『君の根は。大地再生にいどむ人びと』の有料試写会が銀座TCC試写室で開催

ドキュメンタリー映画『君の根は。大地再生にいどむ人びと』の有料試写会が10月17日14:00、10月19日19:00から銀座のTCC試写室で行なわれる。

同作はアメリカ、メキシコ、アフリカで「リジェネラティブ（大地再生）」農業・牧畜・漁業に取り組む人々へのインタビュー、環境NPO「ネイチャー・コンサーバンシー」や生態学者アラン・セイボリー博士、土壌研究者ニコール・マスターズの解説で構成。気候危機と工業型農業の相関性を指摘し、炭素固定のメカニズムとリジェネラティブという世界観をわかりやすく紹介しているほか、都市生活者がファーマーズマーケットや農園に足を運び、生産者と直接つながることで大地再生ムーブメントに参画できることを示唆している。今月に日本語字幕版が完成した。

上映後には日本語版制作チームを代表して、環境アクティビストの辻信一が登壇。10月16日にはオンライン上映とトークイベントが行なわれる。

パメラ・タナー・ボル監督は「気候危機という恐ろしい問題に、もし解決策があるとしたらどうでしょう？　今すぐ身近にあり、誰にでも使える解決策、すでに実証済みで、悪い副作用や不測の事態を招かない解決策が・・・。その解決策は、私たちの足のすぐ下、土の中にあったのです」とコメント。オフィシャルサイトには全文が掲載されている。

【アーサー・ビナードのコメント】
この無限の生き物たちの万物の営みの中で、人間がどこでどういう面白い役割を担えるか…。ぼくもこの映画を足場にやりたいことがいっぱい見えてきた！