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永井聖一インタビュー

永井聖一インタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
写真:柏井万作

永井聖一の知られざる音楽遍歴とは?

―永井さん個人の音楽遍歴を伺いたいんですけど、初めに音楽に興味を持ったのはいつ頃でしたか?

永井:音楽には小学生の頃から興味があったけど、中学・高校からバンドをやっていたとかではないんです。ギターも遊びでというか、音楽を聴いてて面白いものがあったら真似て弾くっていう、いわゆる趣味でした。本格的にこの道で進もうとか考えたこともなくて…。

永井聖一インタビュー
永井聖一

―そうだったんですか。影響を受けたミュージシャンとかは?

永井:いすぎて絞れません(笑)。すごい雑食で、しかもすぐ人に影響されるので、この人がこれを聴いてるなら、じゃあCD買ってみようって感じです。図書館とかTSUTAYAにないから借りないじゃなくて、いきなり買っちゃうんです。そんな感じで気がついたら結構いろんなジャンルの音楽を聴いてましたね。


―ギタリストとして影響を受けた人とかも?

永井:たくさんいます。でもあまりギター・ヒーローを追いかけたりはしていなくて、歌がいいとか詞が面白いっていう部分で音楽を聴いていたので。

―ギタリストっていう意識はあまりない?

永井:あんまりないかもしれないです。

―例えばSCLLだったら、背景にポストロックやシカゴ音響派の影響があって、それを基に現在は歌もののポップスにたどり着いたバンドだと思うんですね。そういうところに接点を感じたりはしましたか?

永井:ジャンルで考えたことがあまりないんです。ただ、SCLLも相対性理論も歌を大切にしている音楽だとは思ったから、今回もそこをどうよく見せるかっていう部分は意識しました。

―ジャンルにこだわりは全然ないわけですね。

永井:そうですね。ハードロックとかもものすごい好きです。AC/DCとか…歌ものとか言っといて、ギターじゃんって感じだけど(笑)。

―(笑)。じゃあ趣味から本格的な音楽活動に変わったのはいつ頃から?

永井:3、4年前、『シフォン主義』を作る前後かな…。

―ああ、相対性理論が最初なんですね。

永井:それまでは共同作業の相手に恵まれなかったって言うとおこがましいけど、ちょうどその頃にやくしまるさんとか他のメンバーに出会ったりして、ものを作る上でインスピレーションを受ける機会が増えたので、その頃からかな。もやもやしている頭の中の風景とかイメージを形にして、よいものにしてもらうっていうのは、他の人がいないとできないこともあるので。だから歌詞も、相対性理論ではやくしまるさんと共作することがほとんどなんですけど、今回は「全部自分でやっちゃってください」って言われちゃって、困ったなって(笑)。

―実際に歌詞はどんなイメージで書いたんですか?

永井:デモの段階で、今までのSCLLとはちょっと違う感じのポップスがやりたいのかな、という気持ちががなんとなく伝わったので、じゃあ思いっきり振り切ろうってところでああなりました。

―大坪さんの詞を参考にしたりは?

永井:大坪さんは独特というか、彼女にしか書けないオリジナリティがあるので、それをそのまま僕が真似しても面白くないので、あまり参考にしないようにしました。

―ギターのアレンジに関してはどのように進めたんですか?

永井:僕がギターを入れる前のオケで、十分完成してると思ったので、あとはリクエストされた「つかみ」を入れてどれだけ推進力をつけるか、ギラギラせずにポップさを増すか、を考えました。それと...音数がある一定を超えると、自分の音しか聴こえなくなる瞬間があって、そのボーダーラインはいつも気をつけてますね。今回に関しても、自分のギターを入れるために、削らなきゃいけない、過密になっちゃいけない場所がありました。作業は相対性理論のときも使わせてもらっているスタジオで、エンジニアさんも同じだったので、意見の交換もしやすくて、大体こういう感じでって言ったらミックスの雛型を作ってくれました。

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リリース情報

Spangle call Lilli line『dreamer』
Spangle call Lilli line
『dreamer』

2010年3月17日発売
価格:1,000円(税込)
PECF-1016 felicity cap-99

1 .dreamer
2. dreamer(other arrange ver.)
3. nano(Hiroshi Kwanabe Remix)
4. nano(Piano mix)

イベント情報

Spangle call Lilli line live 2010
『so you do anything you like』

2010年6月5日(土)OPEN 18:30 START 19:30
会場:恵比寿LIQUIDROOM
料金:前売4,000円(ドリンク別)当日4,500円(ドリンク別)

プロフィール

永井聖一

1983年東京生まれ。「相対性理論」のギタリストの他、作曲、作詞、プロデュースワークなどを行う。

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